2023.09.21 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
たかく!みやましく!「木沢 霜月祭 野郎会」
こんにちは!南信州地域振興局リニア活用・企画振興課です。
9月9日(土)に木沢霜月祭野郎会創立10周年を記念した学習講演会が行われました。
木沢霜月祭野郎会は、旧木沢村内の霜月祭の継承を目的として平成26年に発足し今年で10年目となります。
今回の学習講演会では、長年遠山霜月神楽の調査研究をされ、著書「遠山霜月祭の研究」を出版された櫻井弘人先生にご講演いただきました。
なんと、櫻井先生は小学5年生の夏休みの自由研究で「遠山霜月祭」を取り上げたそうで、幼いころから考古学に興味を持たれていたとか。
講演は、一夜徹して祭りが行われるのはなぜか、遠山霜月祭の特徴は何か、面の特徴などなど…の内容で霜月祭の継承について考えさせられるものでした。
櫻井先生の講演で印象的だったのが「急激な社会変化のなかで何を守り、何を変えていくか。その判断はまず、遠山霜月祭の意味・価値を知るところから始まると思います」という言葉でした。
南信州地域には沢山の民俗芸能があり、地域の皆さんによって受け継がれています。
長年受け継がれてきた文化のなかには、社会を紐解くヒントが隠されているのかもしれません。
今回の学習講演会は旧木沢小学校近くの木沢地区会館にて行われました。
木沢にいらした際には、ぜひ校長にごあいさつを。
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