大きさは人間の手の平ほど。

雪が融けて形がぼやけてしまっていますが、おそらくツキノワグマだと思います。

ツキノワグマの足跡（左）。四つ足なので歩幅が狭い。

冬眠前に少しでも食い溜めるため、餌を探していたのでしょうか。

クマはおおむね12月末までには冬眠に入るといわれていますが、気候や個体によってズレがありますので、山へお出かけの際は冬でもクマ避け鈴等、クマ対策の徹底をお願いします。

また、倒木の根元や岩穴、笹薮などには近づかないでください。

鳥も獣も植物も、冬支度に追われる季節です。

厳しい冬を乗り越え、大平峠に春が訪れるのは４月の下旬頃。

また来春、皆様のご利用をお待ちしています。

木々の冬支度。芽の状態で冬を越し、春を待ちます。

この記事に関するお問い合わせ先：南信州地域振興局　林務課林産係　TEL:0265-53-0424