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「私たちはどこから来たか」ゾーン|テーマ展示「文学を比較する」

テーマ展示:「文学を比較する」
(期間:2022年1月~2022年3月末)

県立長野図書館では、2階の一般図書を「私たちはどこから来たか」「はたらく・まなぶ」「自然とからだ」「音・ことば・身体」という4つのゾーンに分けています。

そのひとつ、「私たちはどこから来たか」ゾーンでは、上記期間中、2階一般図書室ブック・スプラウトコーナー横にて「文学を比較する」をテーマとした展示を行っています。

「文学を比較することで、今まで気づかなかったような新しい見方をしてみよう」ということで、時代を「古代・中世」・「近世」・「現代」・「未来」の4つに分け、時代ごとに設けた小テーマに沿って様々な観点から文学にアプローチします。

 

時代ごとの小テーマはこちら


古代・中世:「古典 深堀 源氏物語」

平安時代に書かれた古典の名作『源氏物語』。
同じ作品でも訳者が異なる場合、作品はどのようになるのでしょうか。
平安時代の文化に関する資料や、平安時代の人々を描いた現代の作品なども併せて展示し、『源氏物語』を様々な観点から読み解きます。

 

近世:「近松門左衛門『曽根崎心中』×シェイクスピア『ロミオとジュリエット』」
日本とイギリス、国は違っても同時代に「男女が悲恋の末命を落とす」という似たようなあらすじの作品があります。このような文学が支持された背景には何があるのでしょうか。
当時の東西の文化や価値観などに関する資料も展示しているので、地域や時代による違いにも注目してみてください。


現代:「作家の仕事場(ウラ事情)」

私たちと同じ時代を生きる近現代作家は、どのように作品を生み出しているのでしょうか。
表現技法や作家の仕事場、作品を書くための調査の様子などに関する資料だけでなく、借金などといった作家をとりまくウラ事情まで、作家と執筆に関する資料を展示しています。


未来:「過去から描かれた“未来”」

過去の文学の中で未来として描かれた現代。その姿は今どうなっているのでしょうか。
星新一やアイザック・アシモフといった著名なSF作家の作品などを取り上げ、宇宙やコンピュータなど、過去の文学で描かれた現代の姿と実態を比較して探ります。

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