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【休館24日目】PTA母親文庫活動全盛期の名残りー地下書庫に眠る本

当然、県立図書館の活動はPTA母親文庫だけではありませんので、これらとは別に調査や閲覧のための本も買っていましたが、こうした本のかたまりを見ると、県立長野図書館が当時、資源の多くをPTA母親文庫活動につぎ込んだことが伺えます。

このPTA母親文庫活動は、市町村立図書館の整備の進展や豊かになった暮らしも相まってか、だんだんと縮小していき、90年代には存続について議論されるようになり、2015年3月に全県的な組織は解散しました。

この日の作業は、1冊は当館に残しつつ、複数冊ある残りの本は処分するというシンプルなものでしたが、かつてこの本に触れた母親たち、子どもたち、そして図書館員の想いを想像しながら、当館がこれまで果たしてきた役割に思いを馳せる大切な時間となりました。

 

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