2013.02.25 [ 職員のみつけた情報コーナー食文化 ]
肉と野菜に胡麻味噌ダレがおいしいご当地丼 「武石丼」
商工観光課のF1号です。
このところ「B級グルメ」が特A級にはやっていますが、麺(私は大好きです)やホルモン焼き(私は食べられません)などのほか丼物もその代表です。長野県でも、駒ヶ根や伊那のソースカツ丼や諏訪のみそ天丼、松川町のごぼとん丼(豚肉とごぼうを使った丼)などがあります。
上小地域には、「武石丼」があります。文字通り、上田市武石地区を名前に冠した丼です。
武石丼は、地域の方々が、武石地区の特産品を作ろうと、平成21年(2009年)に市民からレシピを公募したことから生まれました。グランプリを取ったものを次の年からこの地区周辺の料理店が出しています。
この丼の基本は、地元の野菜と肉を胡麻と味噌のタレで味付けしたものということです。
現在、5店舗ほどで提供されていますが、このうち、当初から出している3つの店の丼を紹介します。
まずは、国道152号線沿いの長和町との境に近い和食屋さん「鳥羽」。銀座などで修業を積んだご主人がやっていて、刺身や寿司、天ぷらなど評判の高いお店です。上田市が認定している「地産地消推進の店」でもあります。
ここの武石丼は、豚肉、シメジ、エリンギ、たまねぎ、なす、ピーマン、赤いパプリカといったものが使われています。もちろん胡麻味噌ダレで、これらの上に半熟卵が乗っており、刻み海苔がかかっています。定食屋さんなどに行くと味噌や醤油の味がとても濃いところが多いですが、ここのはちょうど良い濃さ。胡麻と味噌の風味がとても良いです。さすがに銀座などで修業したご主人の腕前。
次は、鳥羽の向かいにあるファミリーレストラン「あさひ」。ステーキやハンバーグ、トンカツなどのほかラーメンもあります。これは自家製麺だとか。今度はラーメンを食べに来よう。ここも「地産地消推進の店」です。
ここの武石丼は、豚肉と、野菜の種類は鳥羽と同じようなものですが、なすは揚げてあります。その分、鳥羽のものと比べて油を感じますが、胡麻味噌ダレの味は負けず劣らずおいしいです。なすとエリンギが大きく切ってあり、歯ごたえがあってこれもいいですね。
最後は、日帰り温泉施設「うつくしの湯」の食堂です。全館バリアフリーで、福祉風呂や露天風呂もあります。大きな大浴場です。露天風呂も広いです。美ヶ原の眺望も楽しめます。
ここの武石丼は、野菜の種類はほかの店とほぼ同じです。なす、エリンギ、ピーマン、赤と黄のパプリカが素揚げされています。それに胡麻味噌ダレが絡んだ豚肉です。写真の野菜や肉の上にかかっている茶色いタレは、コチジャンです。自分の好みでかけます。野菜は油で揚げてあるので、しつこいかなあと思ったら、そんなことはありません。胡麻味噌ダレと良く合って、歯ごたえもあっておいしいです。
↓↓↓ お店の場所はこちら ↓↓↓
旬彩処 鳥羽
住所:上田市武石沖155-1
電話:0268-85-3681
地図:
あさひ
住所:上田市武石沖396-2
電話:0268-85-2121
地図:
うつくしの湯
住所:上田市上武石1454-3
電話:0268-85-3900
地図:
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