2013.03.28 [ 職員のみつけた情報コーナー食文化 ]
「珍百景」にも登場 鉄道ファンもそば通もピザ好きも満足な店
商工観光課のF1号です。
今回ご紹介するのは、全国の珍しい風景や人物、イベントなどを紹介するテレビ番組でも放送されたことのあるお店です。
お店の場所は、上田の信濃国分寺方面から小牧橋を渡って、千曲川沿いの道路を少し行った左側にあります。
車を駐車場に入れてお店の前に行くと、最初の写真のように、店の中に特急「あずさ」が鎮座してます。 鉄道博物館か、と思うとそんなわけはないんです。
ここは、食堂でもあり、宿屋でもあり、そば教室や手作り靴の教室でもあります。お店の名前は「夢ハウス」。ご夫婦で切り盛りしています(駅長と助役だそうです)。ご主人によると、17年前「あずさ」に乗って旅をしている夢を見て、JR東日本の長野支社に頼んだところ車両を譲ってくれたのだそうです。
お店の中に入ると、外からガラス越しに見えた「あずさ」が1両まるまる置いてあります。「本物だあ!!」。
車内には畳が敷いてあり、テーブルや電車のシートも置いてあって、飲食できるようになっています。ここで宿泊もできるそうです。
驚くことに本物の車両はまだほかにもあって、外の駐車場のところにも、2台の車両がレールの上に乗った形で展示されています。
この日は、あずさの車内ではなく、奥の部屋で食事をいただきます。そば打ち教室をやるくらいだから、迷わずそばを頼みます。「おてしょそば」とメニューにありましたが、2種類のそばと5つの薬味が楽しめるものです。そばは、普通のそば粉を使ったものと、「さらしな粉」といって、そばの実の中心部の胚乳だけを取り出して粉にした真っ白なそば粉で打ったものです。さらしな粉はたんぱく質がほとんどなく、ほぼ100%でんぷん質です。つながりにくく、湯で捏ねたりします。これを食べさせる店はなかなかありません。2種類のそばとも細い麺です。普通のそばが3皿、さらしなが2皿。5つの薬味を順番にためしてみます。ウズラの生卵、くるみ、ごま(自分ですります)、とろろに、標準の薬味であるネギ、大根おろし、わさびが別々の皿に盛られています。十分楽しめました。普通のもりそばもあります。
次は、「手作りピザ」です。大きさは直径30cmくらい。薄いパリパリの生地です。縁の部分がカリカリでおいしいです。ほかには釜飯もメニューにありました。さすがに3種類は食べられず断念。
部屋から外を見ると、みごとなお庭がありました。朝に少し雪が降ったあと晴れ渡った日で、青空の下で、雪をかぶった樹木や石がいいですね。
食事が済んで会計をする間に周りを見ると、子供用の靴を陳列したケースが置いてあります。手作りなんですねえ。本当に、いろいろ楽しめるお店でした。
↓↓↓ お店の場所はこちら ↓↓↓
住所:上田市小牧1204
電話:0268-27-4130
地図:
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