じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

目指せ山ガール~烏帽子岳に挑戦!

みなさん、こんにちは。 地方事務所環境課のサイクリストKです。

さいきん流行の「山ガール」。

自分も山に登るたびに女性登山者を見かけますが、アウトドア用の鮮やかな衣装で山頂に向かって歩く姿はカッコいいもんですよ。

そこで、「信州山の日」も近いことだし、健康的に体を動かす「信州ACE(エース)プロジェクト」の取組みにもピッタリなトレッキングを多くの人に体験してもらおうかなと・・・。

今回は、登山の経験のない地方事務所のNさんを誘って「山ガールデビュー」させちゃおう企画。(笑)

初夏の高原は、木々の新緑が鮮やかでお花畑があちこちに見られる、トレッキングを楽しむのに素敵なシーズン。 山の魅力をたっぷりと楽しみながら、いい汗かいて、心も体もリフレッシュしましょう!

 <デビューは烏帽子岳>

彼女がチャレンジする山は、湯の丸高原の「烏帽子岳」。上田市街地からよく見える2つの三角形の山頂は、2千メートルを超える見晴らしの良い山で、登山道は比較的緩やかな登り坂。周辺にはレンゲツツジが見ごろを迎え、高山植物も咲き始めているという好条件です。

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登山口のある地蔵峠は「湯の丸高原つつじ祭り」の開催中で賑やかです。烏帽子岳へ向かう登山道も、周囲にツツジの花が咲き誇り、カラマツ林シラカバ林との競演はお見事。

登山道は湯ノ丸山の南斜面を回り込むように伸びているため、傾斜も緩やか。初心者でも気持ちよく歩くことが出来ますよ。

やがて木々の間から、目的地である烏帽子岳の稜線が見えてきます。まだまだ先は遠いね!

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歩きはじめて50分ほどで、湯の丸山と烏帽子岳を結ぶ鞍部「小梨平」に到着。その名のとおり小梨の木が多く、ここでは満開の白い花のトンネルが迎えてくれました。

烏帽子岳も稜線に向かって南斜面を回りこみながら登りますが、徐々に勾配がきつくなってきます。中腹まで登ったところで振り返ると、湯の丸山の山頂がよく見えます。

いよいよ烏帽子の稜線に取り付く、ジグザグの直登坂。勾配がきつくなりますので、ゆっくりと進みます。 そして眺めの良い稜線の上に到着!

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さあ、ここからがお楽しみの稜線歩き。標高2000mから眺めるパノラマを満喫しながら、二つの烏帽子の南側の峰へと向います。 ガレ場の登りも初体験、浮石や落石に注意しながら一歩一歩、足を進めます。

前烏帽子(小烏帽子)の山頂で一休み。大きな岩の上に座って、上田の街を見下ろして、眺めの良さに感動です。

さて、目指す烏帽子岳の山頂は、もう目の前。最後の岩場を乗り越えて、あと一息です。

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ついに烏帽子岳山頂(2066m)に到達!1時間45分と、けっこういいペースで登りました。

ちょっと曇っていて、北アルプスや上信越方面の山並みは見えなかったものの、周囲は遮るものがない大パノラマ。この景色を見ると、疲れも吹っ飛んじゃいますよね。(笑)

眺めの良い岩場でおやつをいただく山頂カフェは至福のひととき。山頂の風は涼しくて、登りで火照った身体をひんやりと包んでくれます。足元の岩場には、コイワカガミコマクサが見えました。

帰りの稜線歩きは下り基調、開放感いっぱいの景色に加え、もう坂を登らなくていいという安堵感もあってか、足取りが軽い彼女です・・・。(笑)

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