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“活気あふれる“善光寺・門前暮らし”を発信”(3)

I♥信州(あいラブしんしゅう)
“活気あふれる“善光寺・門前暮らし”を発信”(3)
本との出会いから変わる人生

「I♥信州」は、長野県外から信州へ移住された方に、移住のきっかけや信州での暮らしの様子をお伺いし、長野県の魅力をさらに伝えていこうというコーナーです。

第10回目のI♥信州では、長野市・善光寺の門前で「門前暮らしのすすめ」活動をしているナノグラフィカのメンバー・増澤珠美さんと、ナノグラフィカで行なっている活動「門前暮らしのすすめ」をきっかけに移住された、Book&Cafe ひふみよのオーナー・今井雄大さんをご紹介しています。
◆前編はこちら

前回は、Book&Cafe ひふみよのオーナー・今井雄大さんに、善光寺の門前へ移住するまでの経緯などをお聞きしました。
◆中編はこちら

後編では、今井さんと門前まちで暮らす方々とのつながりや、Book&Cafeひふみよと地域の関わりなどをご紹介します。


■善光寺のように懐が深い門前まち

ナノグラフィカが取り組んでいる「空き家見学会」などの活動を中心に、盛り上がりを見せている善光寺門前。
「善光寺門前はなんだか面白そう」・・・そんな空気を感じ取った、20代後半~30代を中心としたさまざまな方が、引き寄せられるかのように、門前暮らしを始めています。

今井さんは、善光寺門前の魅力は寛容的なところにある、と話します。
今井さん:「正直、門前界隈と呼ばれている地域は特殊だと思うんです。
面白い人達がたくさんいて、その面白い人につられてさらに面白い人がやってくる・・・。
歴史は古いですが、まだ“まち”が完成されてない、発展途上だというところにとても可能性を感じました。
近所の方もなんか面白いことやってるねって応援してくれたり、寺町として昔から参拝客がたくさん訪れる場所だったので、僕達のような移住者に対しても寛容的なのかなぁと思います。歴史があるわりには、自由度が高い、不思議な場所ですね。」

空き物件の紹介や移住者の方が暮らしていくために必要な仕事も、門前界隈のつながりの中で循環しています。

今井さん:「アドバイス・・・というとちょっと難しいですが、門前で暮らしてみたい、という相談を受けたときは、門前界隈にある不動産屋さんを紹介しています。僕自身、空き家物件を決める際にお世話になった不動産屋さんで、門前のことを熟知されてるのでとても頼りになります。
それと、「仕事を探してる人がいるんだけど・・・」と周りの方々に相談すると、みなさん何かしら情報を教えてくださったり、仕事を紹介してくださいます。
門前界隈で自営している方々は、すごく親切に状況を教えてくださるので、お互いがお互いを尊重してるなぁと感じます。」

宗派、男女の性別関係なく、すべての人を受け入れる善光寺。
昔から門前に住む方々にはその寛容な精神が浸透しており、それが移住してきた方々にも伝わっているのかもしれません。

■“面白いことをしたい”が高じて地域の活性化に
長野県の中心都市である長野市。善光寺門前は市街地ではありますが、祭事が年間5回ほどあり、地域コミュニティが残るまちです。
今井さんは、昨年より地区の祭典委員を務め、お祭りの準備など地域のみなさんと交流を深めています。
また、近くに住んでいる信州大学の学生と共同で「シンカイグリーンマーケット」というフリーマーケットを主催しています。
築80年の金物店の土間を利用して、雑貨や洋服、軽食屋台など様々な店舗が所狭しと集まり、イベント当日はたくさんの人で溢れます。これまでに4回開催されていますが、回を重ねるごとに、店舗のジャンルやイベントの幅が広がり、人とのつながりも増えています。


Book&Cafe ひふみよのほど近くにあるシンカイ金物店。
「シンカイグリーンマーケット」はこのシンカイ金物店で開かれています。

今井さん:「移住者として門前まちにどう良い効果を与えていけるか、自分自身、地域に貢献したいという想いがありました。町づくりとかそういう大きい単位では考えていないのですが、面白いことをやっていきたいですね。」

■人と人とが数珠つなぎのようにつながる

最後に、今井さんにこれから目指していきたいことをお聞きしました。

今井さん:「中々、中高生など10代の若い子達がお店に訪れることは少ないのですが、興味のある子はいて、こんな世界が近所にあったんだと気づいてくれることがあります。
ある女子高生から「将来は東京の学校へ行きたいと思ってたけど、面白い人達が近くにいるんだって知って、長野でも自分のやりたいことがやっていけるんじゃないかと思った」と言われたときは、すごく嬉しかったですね。そういった意味では、地域に与える影響は多少あるのかな。」

今井さん:「今はインターネットで情報を得られるので、本を買って読むという機会が少なくなっています。でも、本には紙の肌触りとかにおいとか、モノとしての良さがある。Book&Cafe ひふみよは、本をきっかけに人とつながれる、人と人とをつなぐ場所になっていけばいいなと思っています。」


店内の壁一面に並べられた本の数々は圧巻!
表紙を見ているだけでも楽しい気持ちになります。

一人の人と知り合えば、数珠つなぎのように一気に顔見知りが増えていく、この年になってこんなに知り合いが増えるなんて思ってもみなかった、と今井さんは語ります。ページをめくった先に新しいワクワクがあるように、人と人がつながっていった先に善光寺門前の新しい姿があるのかもしれません。

・Book&Cafeひふみよ
http://bookcafe1234.net/

■長野県では、東京・有楽町に「長野県移住・交流センター」を開設したり、県内各市町村でも移住に関する取り組みに力を入れています。

「長野県移住・交流センター」には、移住やIターン専門の相談員が常駐していますので、信州への移住に関心のある方はお気軽にご来場ください。

・田舎暮らし案内人
http://www.pref.nagano.lg.jp/kanko/kankoshin/inakakurashi/inaka-annai.htm

・長野県移住・交流センター
http://www.pref.nagano.lg.jp/kanko/iju/iju-koryu-center/iju-koryu-center.htm

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