2017.04.28 [ アーカイブ ]
春を迎える剣沢ダム
―里は、ようやく春めいて来た中、残雪の中の剣沢ダム―
夜間瀬かんがい排水事業組合の方々の剣沢ダムでの春の準備作業に同行しました。
平成元年に完成した堤高15m 総貯水量3万6千m3の剣沢ダムは、高社山の南山麓の果樹地帯256haに農業用水を供給しています。
果樹地帯への灌水は、山ノ内町の中心部にある中央制御棟で行われますが、剣沢ダムは上信越高原国立公園内にあって、電気は引けないのでダムの制御に必要な電気は自家発電でまかないます。
そのため、毎春、発電設備を起動するために山奥へ行かなければなりません。
発電した電気で街中の事務所と無線交信。
作動状況を確認します。
発電機が安定するまで間に管理棟でカップラーメン食べて、再確認して、山を下ったのでした。
地道な作業で夜間瀬のシャインマスカットなどの美味しい果物を作る基盤が守られています。(農地整備課(中))
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