2016.09.08 [ アーカイブ ]
中野市の秋の味覚「ぶどう」をご紹介!
こんにちは、農政課のhsです。
今回は北信地域の「おいしい信州ふーど(風土)」紹介シリーズ、第3弾!
この季節、鮮やかな色どりと芳醇な香りでスーパーの店頭を飾る「ぶどう」をご紹介します。
さて、さっそくですがここで問題。
Q.「長野県のぶどう生産量は、47都道府県中ずばり第何位でしょうか?」
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正解は・・・
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実は、全国第2位なんです。皆さんご存知でしたか?
第1位の山梨県、第2位の長野県、そして第3位の山形県、この3県だけでなんと日本全国のぶどうの約半分を生産しているのです。驚きですよね!
そんなぶどうですが、北信地域では特に中野市が一大産地として名を馳せており、様々な品種が栽培されています。
というわけで、ここからは近年注目度上昇中のホットな品種を紹介してまいりましょう。
まずは、シャインマスカット。 2006年に誕生した、種がない上に皮ごと食べられる大粒のぶどうです。果皮は黄緑色で、糖度は18~20度、酸味は控えめ。上質なギフト用ともなれば、1房数千円になることもある高級なぶどうです。 誕生以降、人気はぐんぐん上昇し、現在では全国各地で栽培されるようになりましたが、栽培面積、出荷量ともに長野県が全国1位を誇ります。直売所なら比較的お手ごろな価格で購入できるので、ぜひ一度手に取ってみてください。
続いて、ナガノパープル。 その名のとおり、長野県生まれ長野県育ちのぶどうです。2004年に長野県果樹試験場で誕生し、シャインマスカットと同じく種なしで皮ごと食べられるという特性のおかげで、高い人気を博しています。 今のところ県外での栽培は認められておらず、全国シェアは長野県が100%です。長野県が日本全国に誇るぶどうと言っても過言ではありません。
最後に、皆さんお馴染みの巨峰(きょほう)です。 その歴史は古く、1945年(昭和20年)にその名前が発表されたそうです。もともとは種がある品種ですが、種ができない栽培方法が開発されたおかげで、近年では種なしが主流になってきています。
・・・さて、実は全国の市町村の中で最も生産量が多い自治体は中野市だそうです。さらに、4月~12月までの9カ月間という出荷期間の長さも日本一だと言われています。まさに巨峰大国(大市?)、巨峰を外して北信地域のぶどうを語ることはできません。
いかがだったでしょうか?この記事を読んで、北信地域のぶどうのことについて、少しでも関心を持っていただけたなら、うれしい限りです。 ちなみに、今回紹介した3品種は、北信合同庁舎1階のロビーに期間限定で展示しております。ご来庁の際には、ぜひ足を止めてご覧ください。
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