2016.04.26 [ アーカイブ ]
間伐で山がきれいになりました!(間伐補助金の調査現場から)
久しぶりの投稿となります、林務課の座高一です。
先日出張した間伐の補助金にかかる調査の状況をお知らせします。
現場での調査では、補助金の申請と現場が合っているかを確認します。
その一つが、間伐を行なった山の面積があっているか、外回りを計測します。
境界に打ってある杭と杭の間を、計測器とメジャーで、距離・方角・傾斜角を測っているところです。
森林組合と地権者の皆さんが境界を決めて、こんな杭が打ってあります。
それから、間伐の状況を調査します。
白く見えるのがメジャーです。25mの長さを、長さ2mのポールで両側を伐採された木と残っている木の数を数えます。すると、100㎡の中の木の本数と、伐採した木の数がわかり、伐採率が計算できます。
切り株の年輪を数えています。補助金の対象となる林齢(木の年齢)かを確認するためです。
木の高さを測っています。距離と、角度から高さがわかるという方式です。
間伐した森林の様子です。きれいに間引かれ、光の差し込む森林となりました。
これから、すくすく大きくなり、将来は立派な木となることでしょう。
間伐すると、木の根がしっかりと張れ、災害の防止にもつながります。また、先が見通せるようになるので、熊などが里に近づきにくい「緩衝帯」ともなります。
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