こんにちは。企画振興課のTです。

12月16日（木）に北信合同庁舎で「地域発　元気づくり支援金」の優良事例表彰式と事例発表会を開催しました。

この表彰は、元気づくり支援金を活用して実施された地域の元気を生み出すモデル的な取組を表彰することで、地域の皆さんが自主的、主体的に地域づくりに取り組んでいく気運を醸成することを目的に行っています。今回は令和２年度に実施された北信地域の27の事業から、知事表彰１事業、北信地域振興局長表彰３事業を選定し表彰を行いました。

◇知事表彰◇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〇一般社団法人飯山そば振興研究会　「飯山のそばによる元気な地域づくり事業」

◇北信地域振興局長表彰◇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〇特定非営利活動法人信州ふるさと郷育ネットワーク　「子どもの環境・郷土学習に関わる事業」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〇特定非営利活動法人ぱーむぼいす　「若者が地域に自分の出番を創る製革学習」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〇すがかわ暮らし応援隊　「須賀川地区フットパスコース❝盆じゃもの❞開設事業」

それぞれの団体に直江北信地域振興局長から賞状の伝達と授与を行った後、記念撮影を行いました。

【各団体の代表者の皆さまと元気づくり支援金選定委員との記念撮影】

表彰式後の事例発表会では、受賞された各団体から表彰事業の取組について発表を行っていただきました。

一般社団法人飯山そば振興研究会様は、飯山そばの振興に向けて、栽培、収穫から製麺までの６次産業化に取り組むとともに、下高井農林高校そば班と連携して将来の担い手の育成をされたこと、さらに、今年の７月には、活動の拠点となる「棚田の杜ほくずい」を開業されたことなどを発表されました。

※「棚田の杜ほくずい」オープンの様子はこちらをご覧ください

https://blog.nagano-ken.jp/hokushin/%e4%bf%a1%e8%b6%8a%e8%87%aa%e7%84%b6%e9%83%b7%e3%81%ae%e9%a3%9f%e6%96%87%e5%8c%96%e3%83%bb%e5%91%b3/19999.html

特定非営利活動法人信州ふるさと郷育ネットワーク様は、中野市内の小中学生向けに「ふるさとドリル」や、「ふるさとジュニア検定」を実施し、中野市への理解と郷土愛を深める取組をされたことを発表されました。

特定非営利活動法人ぱーむぼいす様は、社会的自立に困難さを持つ地域の若者が、鹿革の製革技術の研究・実習を通じて、自分達の出番を創る取組を発表されました。

すがかわ暮らし応援隊様は、高齢化や人口減少が進む須賀川地区において、廃道となりつつある街道をフットパスコースとして整備し、人と人の交流を通して地域活性化につなげる取組を発表されました。

会場には、市町村職員の方や、地域づくりに取り組まれている方々など、多くの方が出席され各団体からの発表に耳を傾けられていました。

これからも地域を元気にする取組が発展されますように、私たち北信地域振興局も支援を続けていきます。