皆様ごきげんよう北信農業農村支援センターの二朗です。
北信地域６市町村の農業委員会の女性委員さんで組織する「長野県農業委員会女性協議会北信支部（以下「北信女性協」という。）の活動の一つを紹介します。

北信女性協は、女性委員の相互連携により、農地の効率的な利用推進など農業委員会活動の充実強化の他、地産地消などの取組を通じて地域農業の発展に寄与することを目的に組織され、現在19名の女性委員で活動をしています。

今回は、11月12日（水）に飯山市公民館において、花のある暮らしへの関心を高めるとともに、地域の花とその活用方法を学び、日々の活動に役立てていただくために「花とふれあい日常を彩るリースづくり教室」を開催しました。
当日は、女性委員13名の他、女性団体関係職員など総勢25名が参加されました。

講師には、飯山市でお花屋さんを営まれている、株式会社サンフラワー代表取締役の中澤諭先生にお越しいただきました

まず、出前授業として、センター職員が、長野県と北信地域の花の生産状況や出荷の流れを講義しました。
長野県は、アルストロメリアやトルコギキョウ、シャクヤク等の生産量が日本一で、ここ北信地域でもシャクヤクを中心に様々な花きが栽培されています。
今回のリースづくり教室では、長野県で栽培されているコニファーの一種であるブルーアイスと日光ヒバを用意していただきました。ブルーアイスの爽やかな青みを帯びた葉と、日光ヒバの柔らかな緑がとても綺麗で、グリーンの爽やかな香りを感じながらの作業となりました

先生のご指導のもと、リースづくりスタートです！
今回はクレセントリースと呼ばれるクリスマスにぴったりな三日月型のリースを作成しました
コニファーのピースをどのように配置するか、オーナメントをどのように組み合わせるかで、印象が変わるため、皆さん熱心に説明を聞いて、作業をされていました。

一時間ほどで完成し、班ごとに一番素敵なリースを選んで発表しあい、個性豊かなリースを楽しみました。参加者からは「パーツを巻きつけるのが難しかったが楽しかった」「最後オーナメントをつけるときにバランスを考えながらやるのが大変だったが楽しめた」という声が上がり、花とふれあう時間を楽しんでいただけた様子でした。

自然豊かな長野県では植物はとても身近な存在ですが、改めて花とふれあう時間はまだ多くはないような気がします。クリスマス、年末年始とイベントが近づいていますので、お花屋さんでお花を買ってお家に飾ったり、大切な人にお花を贈ったりして、ちょっと特別な幸せを感じていただき、それが日常になっていただけたら嬉しいです