2015.11.13 [ アーカイブ ]
北信州 秋の伝統野菜をご紹介!
こんにちは。農政課のhsです。
「長野県の秋の味覚」と聞いて皆さんは何を連想しますか?
ぶどうやりんご等の甘くてみずみずしいフルーツ、バリエーション豊富な山の幸きのこ、そして県オリジナルの新品種「風さやか」の登場で注目を集めている米。
長野県には様々な秋の味覚がありますよね。
しかし!北信州の秋の味覚で外すことができないのが「伝統野菜」!
「伝統野菜ってなんだか古臭いイメージ・・・」などと思われることなかれ。今の季節、昔ながらの栽培方法で丁寧に育てられ、旨みと栄養をたっぷりと蓄えた北信州の伝統野菜は根強いファンが多く、近年は首都圏のスーパーなどでも販売されるようになってきました。
というわけで11月8日、そんな北信地域の伝統野菜を、「銀座NAGANO」で紹介させていただきました。
常盤牛蒡(右):飯山市常盤地区で江戸時代から栽培されているごぼう。大きいものになると1mを超え、途中で折 れないように収穫するのは非常に根気のいる作業です。 身はとても柔らかく、きんぴらごぼうや煮物にすると、香りと食感が楽しめます。
坂井芋(中):飯山市坂井地区で、これまた江戸時代から栽培されている里芋の仲間。里芋に比べて粘りが強く、味も濃いと言われます。また、まん丸ではなく、先端がとがった形が多いのも特徴です。煮っ転がしやけんちん汁の具として利用されます。
野沢菜(左):野沢菜漬けでおなじみの伝統野菜です。発祥は野沢温泉村ですが、大正時代ごろからスキー客の口コミで全国へとその名が広がりました。また、5月頃に咲くレモンイエローの「菜の花」は北信地域の春の風物詩で、飯山市の菜の花まつりでは一面に広がる「野沢菜の花」畑を楽しめます。
また、当日は「おいしい信州ふーど(風土)名人」である坪根登美子さんにもご参加いただき、伝統野菜の紹介や郷土料理の提供をしていただきました。
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