北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

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北信農業農村支援センターだより⑧「本格出荷、直前情報 期待のぶどう新品種を紹介します!」

北信農業農村支援センターで果樹担当をしているウッチーです。(^^♪

今回は、期待のぶどう新品種を紹介します。

その名は「クイーンルージュ®」!!!

シャインマスカットとユニコーンを交配して「長野県果樹試験場」(長野県須坂市)で育成された「種無し・皮ごと食べられる」ぶどうで、マスカットの香りがあり、シャインマスカットより糖度が高い赤系ぶどうです。

私も試食しましたが、見た目はやや縦長の粒がキレイで、味の方は酸味がほとんどなく、甘さを強く感じました。

このクイーンルージュⓇが、いよいよ今年から本格的に出荷が始まります

9月下旬から露地の出荷が始まる予定で、店頭にもその頃から並ぶと思います。

 

これまで生産されている、長野県が育成した黒系の「ナガノパープル」や、北信地域で多く生産されている白系の「シャインマスカット」とほぼ同じ時期に成熟期を迎えるので、この赤系の「クイーンルージュⓇ」と合わせて3種類セットの贈答用としても期待されています

ところで、お気づきになったでしょうか?「クイーンルージュ」のあとに“Ⓡ”がついていることに。

この品種は、品種登録(長果G11)と同時に商標登録(クイーンルージュ)が長野県によって行われています。

長野県と契約しないと、この品種を栽培したり名称を使って販売することができないように規定されています。

そして、現在は海外を含め県外への持出しは禁止とし、長野県内でしか生産することができないように制限されています。

期待のぶどう新品種「クイーンルージュⓇ」は、長野県の「知的財産」としてもしっかり管理されています

長野県果樹試験場が育成したぶどう品種の紹介はこちら↓

https://www.pref.nagano.lg.jp/kajushiken/jisseki/joho/budo.html(別サイト)

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