2026.06.22 [ その他 ]
シカの侵入防止ネットを池田町相道寺地区の皆さんと設置しました!
北アルプス地域振興局林務課林務係です。
池田町の相道寺地区から、「山林からシカが住宅街に侵入して来るので、今後、農業被害や人身被害にならないようにするにはどうすればよいか」と相談がありました。
そこで、池田町、相道寺地区と共に、北アルプス野生鳥獣被害対策チーム(農業農村支援センター、林務課)で調査を行い、侵入防止ネット(延長40メートル)を設置することにしました。
「北アルプス野生鳥獣被害対策チーム」とは・・・
野生鳥獣による人身被害や農林業被害を防除することを目的として、被害対策に係る調査や検討、必要な対応等について、北アルプス地域振興局内の関係部署が連携して市町村等へ指導・助言を行っています。
今回は、獣害防止対策を「行政」と「地域」が協同して実施した状況をお伝えします!
作業は、6月10日(水)の朝8時30分から11時の涼しい時間帯に行いました。
参加者は、相道寺地区の方々、地元の宮澤県議会議員、池田町職員、犀川砂防事務所職員(ネット設置場所が砂防指定地のため、管理者の立場で参加されました)及び対策チームの合計15名です。
最初に、宮澤県議会議員に挨拶していただき、続いて作業方法・安全作業について説明しました。

① ネットが設置できるように草刈りを実施
熱中症対策のために水分補給するとともに、草刈り機械や刃物でケガがないように参加者同士が声を掛け合いながら、安全に作業を行いました。

② 支柱を設置
ネットを支える支柱を等間隔で立てていきます。傾いたりしないように注意しました。

③ネットを設置
高さが一定となるように張っていきます。たるみや地面との隙間がないように注意しました。

④完成
これでシカが住宅街へ侵入するリスクが減りました。

完成後、皆で記念撮影をしました。ケガ等がなく無事に作業が終わって良かったです。

今後、池田町や相道寺地区にネットの破損点検や、草刈りなどの管理を行っていただきます。
今回のように「行政」と「地域」が協同して獣害防止対策を行うことで、地域に得られるメリットがあります。
・自分達の地域を自ら守る意識の向上
・自主的にネットの見回り・点検を行うことで効果が持続
・持続的な管理体制の構築
など、獣害に強い地域力(コミュニティー力)の強化につながることが期待できます。
なお、侵入防止ネットを設置しても、野生鳥獣は出没しなくなることはありません。野生鳥獣が出没しづらい環境にすることが大事です。それには、里地と山林の間のヤブ等の刈払い、間伐など(緩衝帯整備)を行い、動物の身体を隠す場所をなくしたり、動物を引き寄せたりする畑の野菜くずや生ゴミなどニオイが出るものを適切に処理する必要があります。
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北アルプス地域振興局 総務管理・環境課
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