2023.07.03 [ その他 ]
マメ科の緑肥「ヘアリーベッチ」の紹介
こんにちは!諏訪農業農村支援センターのKです🌼
突然ですが、皆さんは「ヘアリーベッチ」という植物を知っていますか?
「ヘアリーベッチ」はマメ科のつる性の植物で、5~6月に紫色のきれいな花を咲かせます。
生育旺盛で短期間で地表を覆うことから、果樹園などで雑草防止に利用されています。
また、マメ科植物は根に「根粒菌」という空気中の窒素を取り込む菌が共生することから、緑肥(畑の植物を直接肥料として利用する方法)として、最近は価格が高騰している化学肥料の代替として注目されています。
そこで本年度、諏訪農業農村支援センターでは、ヘアリーベッチによる減肥効果確認の調査研究を行っています。
4月13日に種をまき、6月26日に生育調査およびすき込み作業を行いました。
約2か月で、草丈40~45cmほどまで生育。当日は刈り取りによる生育量調査を行い、その後、ヘアリーベッチの根張り具合を確認し、ロータリーで畑にすき込みました。
👆作業の様子
今後は、ヘアリーベッチをすき込んだところの化学肥料の量を減らしてズッキーニを栽培し、収穫量などに影響が出るか調査をする予定です。
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