<夏季八ヶ岳6件の死亡事故のうち、主な死亡原因は発病と滑落です!>
「体調がすぐれないときに無理をしない」「安全で適正な登山計画づくり」等の取組みで事故を防ぎましょう。
<落雷・ゲリラ豪雨等による気象遭難に注意>
夏山の天候は比較的安定していますが、積乱雲が発生しやすく、広い範囲で落雷やゲリラ豪雨が発生します。硫黄岳頂上付近、阿弥陀岳~御小屋尾根下山ルート、北八ヶ岳等は荒天時、濃霧時に迷いやすく注意すべきルートとされています。また、蓼科山頂はドーム型の岩場で、濃霧時は下山道がわかりづらくなっています。
<転落、スリップ、落石に注意>
横岳、赤岳、阿弥陀岳稜線、地蔵尾根の各岩場、県界尾根の大天狗~赤岳及び赤岳天望荘への回り道、大同心・小同心、文三郎新道はしご場上部~赤岳頂上直下は転落に注意しましょう。赤岳を中心とする南八ヶ岳一帯は岩質がもろいため、落石・浮石にも注意してください。蓼科山将軍平(蓼科山荘)~山頂の登山道は傾斜した1枚岩(約6m×5m)があり、スリップに注意してください。7合目登山口~頂上は落石に注意が必要です!
<諏訪地区山岳遭難防止対策協会・茅野警察署・諏訪地域振興局>
(※夏山相談所設置の様子(2018.7.14@美濃戸口、奥蓼科))
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