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特定外来生物「アレチウリ」を駆除しましょう。(NO.1)

特定外来生物「アレチウリ」の駆除に関する情報をお届けします。

【駆除の必要性】 
外来種の侵入は、その場所に固有な生物の生息を脅かしたり、生態系を変えてしまうことがあります。

 アレチウリは、生態系等へ悪影響を与えるもの、与える恐れのある植物として、平成18年2月に特定外来生物に指定されています。

 旺盛な成長力をもつアレチウリは、その場所にもともと生えていた他の植物に覆い被さるようにして成長し、下になった植物は光が当たらなくなって、そのほとんどが枯れたり、弱ったりしてしまいます。

 そうすると、その植物を利用している昆虫や動物などにも影響が出る可能性があります。

千曲川の屋島橋下流右岸のアレチウリの状況
(平成15年9月撮影 国土交通省千曲川河川事務所資料による)


この写真は、アレチウリの脅威を視覚的に感じていただくため、 

繁茂している状況を撮影した過去の写真で、現状とは異なります。


アレチウリの他にも多数の外来種が侵入していますが、全ての外来種を完全に排除することは現実的には困難で、アレチウリのように生態系や人間活動への影響が特に大きい侵略的外来種を中心に対策を行っています。

 

長野県内では、アレチウリに関しては、当初は水辺での被害が多く見受けられることから、水辺の豊かな生態系を守るため、河川敷を中心としたアレチウリの駆除について重点的に取り組んできました。 


 最近では、荒廃農地や道路脇等にも勢力を拡大している場合があります。早期の駆除が被害拡大を抑える有効な手段です。みんなで駆除作業に参加しましょう。

【アレチウリの状況】

今年は気温が低かったこともあり、生育は遅めのようです。

平成22年6月3日の状況です。


     
東御市東部浄化センター付近(千曲川右岸河川敷)

芽を出したところです。

ここでは、アレチウリ駆除指導者研修会を6月27日(日)10時から開催します。



      千曲市冠着橋右岸

 成長していました。

 ここでは、オオカワヂシャ駆除研修会を6月15日(火)10時から開催しました。



【ボランティアによる駆除活動の状況】
 平成21年度は延べ13,796名の参加をいただき、駆除活動を行いました。参加される方は年々増加しており、

毎年の作業として定着している地域もあります。

  平成20年度:10,025名  平成19年度:13,948名  平成18年度:10,265

 

【長野県の取組】

 長野県では、次のような取組を行っておりますので、数回に分けて紹介します。

1 アレチウリ駆除全県統一行動日

2 駆除研修会の実施

3 職員参加による駆除活動

4 アレチウリ等外来植物対策事業(緊急雇用創出事業)の実施

5 長野県政出前講座(「59.特定外来生物「アレチウリ」の駆除」)の実施

6 職員参加による駆除活動


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