伊那市の「ますみヶ丘 平地林」において、９月６日（土）、伊那市主催のイベント『わくわく森・もり』が開催され、前日までのスッキリしない天気から一転、爽やかな秋晴れの下、約１５０名の親子連れなどが木工体験や、草木染め、昆虫観察会などを楽しみました。

　
同平地林は「長野県ふるさとの森林づくり条例」に基づく里山整備利用地域に認定されている里山林で、間伐などの森林整備とともにウッドチップを敷き詰めたクロスカントリーコースも完備され、年間を通じて里山に親しむためのイベントが開催されています。

当日は、伊那市内の親子連れのほか、同市と「森林の里親」協定を締結している東京都新宿区の区民の皆さんも参加。森林税の木育推進事業を活用した木工教室では、すのこやプランター、木のおもちゃ作りが行われ、森の中に金槌やノコギリの音を響かせながら製作していました。

　
草木染めでは、白いハンカチを出来上がりの模様をイメージしながら輪ゴムで縛ります。その後、アカネとクサギの実を煮出した染料の中へ漬け込み、乾かして完成です。

きれいに染め上がった作品たちです。

久しぶりの晴れ間の下、清々しい空気の中で、秋の休日のひと時を満喫できたのではないでしょうか。

【ますみヶ丘平地林へのアクセス（鳩吹公園駐車場）】