企業における「健康経営」の導入・普及に先駆的に取り組む、伊那商工会議所女子会プロジェクト委員会や会議所の役員の皆さんと「働き方改革・ワークライフバランス」について意見交換しました。

はじめに、委員会代表の平澤きよ美 伊那商工会議所総務振興課長から「女性目線で職場の健康を考えてみたら」をテーマにした取組内容の説明があり、その後、出席者全員で女子会プロジェクト考案の「仕事の効率が上がる３分間ストレッチ体操」を体験しました。

続いて「働き方改革・ワークライフバランス」について、意見交換に入りました。知事からの「『ここだけは、何とかしてね』、『これだけは、県庁で実践してね』ということがあれば提案を」との声に、皆さんからは、「管理職の意識をもっと柔軟にしていただきたいので、管理職対象のセミナーを開催してほしい」との意見があり、川上健夫会頭からは「女性の管理職が増えれば会社の意識は自ずと変わるため、女性には積極的に上を目指してほしい」との発言がありました。
こうしたやりとりをきっかけに、内容は男女共同参画にまで及び、女性が管理職として活躍しやすい社会環境が作られていない現況や「女性・男性・会社」それぞれの意識の問題、子育て中にも安心して働けるための企業内保育の必要性などの幅広い意見が出されました。

最後に知事から「女性が働きやすい職場は、本来なら男性も働きやすい職場であるはず。日本の中で、伊那商工会議所女子会プロジェクトが発信したおかげで、世の中が大きく変わったとなるような取り組みを期待する」との言葉で意見交換会を終了しました。