こんにちは、東信労政事務所です。
皆様の会社の就業規則は法改正等に対応した改定を行っているでしょうか？
作成したまま何十年も改定していないということはありませんか？

令和６年１月１６日に上田合同庁舎において「就業規則の総点検」～新年度の就業規則改正に向けて～のテーマで研修会を行いました。
講師は特定社会保険労務士で中小企業診断士でもある寺島正之先生にお願いしました。
講義は就業規則の基本から見直しのポイントまで、就業規則と賃金規程のヒナ型を使って、事例を交えながら具体的な説明をして頂きました。

講義の中で説明のあったポイントをいくつかご紹介します。

・就業規則は会社と従業員のルールブック
・就業規則は従業員がいつでも閲覧できるようにしておくこと。
・会社を守るためにも従業員としっかり議論をして就業規則を改定する。
・就業規則に根拠がないと懲戒処分ができない。
・労働条件明示書の書式変更（２０２４年４月～）

就業規則は読まれて、活用されて威力を発揮するという説明もありました。
就業規則は、従業員が安心して働く上で不可欠であり、思いがけず発生する
労使間のトラブルへの備えとして、柔軟に見直していくことが重要です。
ぜひこの機会に、ご自身の会社の就業規則を確認されてはいかがでしょうか。

東信労政事務所では安定した労使関係の形成を目的に、労働に関する知識を
習得していただく講座を開催しています。
今後、下記のフォーラムの開催を予定しております。
皆様のご参加をお待ちしております。

東信地区労働フォーラム
日　時　　令和６年２月９日（金）１３：３０～１５：１５
場　所　　佐久市佐久平交流センター　第５会議室
テーマ　　「若者・女性に選ばれる企業にするために
～多様な人材の能力を活かし企業価値を高めていくには～」
講　師　　ビジネスアナリスト／ソフトインテリジェンス塾代表
中川　美紀　氏
※申し込みは、こちらをクリック

この記事に関するお問い合わせは
東信労政事務所
電話：０２６８－２５－７１４４