【第3部:一般向け試飲会】
さて、ワインの振興をしていく中で、販路を作ることは大切です。ただ、出荷だけできてもそれを飲んでいただけなければ…というわけで、商談会と合わせて一般の皆様向けの試飲会も開催をしました。
(少し長くなりますがご容赦ください)
「ワインに旅をさせるな」という言葉があります。Aはかつてヴィラデストワイナリーのオーナーで信州ワインバレー構想推進協議会の会長を務められていた玉村豊男さんから伺いました。もとはフランスの諺とお聞きしましたが、ひとつにはワインの品質を保つにはワインを移動させないほうが良いこと、もうひとつには、「ワインは産地で味わうことでそのワインのできた土地や人、魅力を一番感じることができる(=ワインを動かすのではなく人が現地で地域の魅力を感じながら飲むのが一番)」というニュアンスと認識しています。
もちろん、全国各地の方や世界中の方に上田地域のワインを飲んでいただくためには、多くの場所でお取り扱いいただくことが大切ですし、流通も発達している現在、美味しい状態でワインを飲むことはどこでもできるようになってきていると思います。
一方で、ワインのできた土地で、地域の育んだ料理と一緒にお楽しみいただく、そこもまた魅力なんだと思います。
そのためには、地元でもワインを気軽に飲める環境がなければ、「ワインに旅をさせない」でお越しになった方もワインを飲めません。
また、地元の皆さんにこそ、魅力を知っていただき、「地元にはこんなワインがある、お酒がある」ということを自慢できるようにしていきたいとも思うのです。
前置きが長くなりましたが、まずは小規模な生産者も含め、地元のおいしいワインを知っていただこう、と開いた今回の試飲会。5月は毎週末に各地でイベントが開かれている中、しかも月曜の夜の開催でしたが、事前予約、当日参加の方を合わせ、実に80名強の方にお越しいただきました。
開会時には、上田市の小相澤副市長からご挨拶、東御市の掛川副市長から乾杯のご発声



をいただき、スタートしました。
お越しいただいた方には、チケットを購入いただいて、それと引き換えながら飲んでいただくスタイルでワインを楽しんでいただきました。
会の開かれている2時間の間、追加のチケットを買う方、生産者とお話をする方、一緒に来た仲間とワインを楽しむ方、お客様の楽しそうな姿を見ることができました(Aはスタッフでしたので、1滴も飲めずにおりましたが(涙))

アンケートでは、
「色々なワイナリーの生産者の方とお話しできてよかった」
「ワイナリーの方や生産者の方から直接ワインを頂くことで、ワイン作りに対する作り手の思いを聞くことができ、よりワインを味わって飲めた」
といった嬉しい感想も寄せられました。
初めての企画ということもあり、まだまだの部分もあっただろうとは思いますが、お越しいただいた方に楽しんでいただけたのは、大きな収穫だったのではないかと思います。
上田地域には、ワイン・シードルの生産者40者以上に加え、日本酒蔵が6蔵、クラフトビールのブルワリーが4場とコンパクトな地域に多くのお酒が集まっています。
これに加え、味噌やチーズ、生ハム等の生産者も数多く、「発酵」をキーにした様々な食をお楽しみいただくことができる土地だと思います。
ぜひ上田地域にお越しの際は、ぜひお酒をはじめとした様々な食もお楽しみください♪
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