「上小（じょうしょう）地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか？「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の２市１町１村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

2023.11.27　［農業農村支援センター］

「勤めを終えたら花農家になろう」講座を開催します！

２１上小農業活性化協議会（事務局：上田農業農村支援センター）では、
近々定年退職される方、すでに退職された方で、市場出荷向けの花き栽培に関心のある方などを対象に、定年帰農花き講座を令和５年１２月２日（土）１０：００から１２：００まで信州うえだ農協農産物流通センター会議室（上田市殿城８０）にて開催します。

（↓昨年度の様子）

「なぜ上小地域で花栽培なの？」

日照量が多く、降雨量が少ない環境に恵まれた上小地域は、昔から花き栽培が盛んでした。しかし、現在は生産者の高齢化で生産量が減ってきています。花は軽量であることから定年退職後、新たに農業を始めるにはとりかかりやすい品目です。花き生産者の確保と退職後の収入確保により地域がより活性化することを期待し、花き限定の講座を開催することになりました。

「どんな話が聞けるの？」

上田農業農村支援センターの普及指導員からは、上小地域の花き生産の状況や特徴について説明があります。また、JA全農長野の職員からは経営指標について、JA信州うえだ農協の営農技術員からは各品目について作業スケジュールが説明され、品目ごとの忙しい時期がいつなのか、どのくらいの面積でどのくらいの収益が得られるのかなど知ることができます。そして、実際に定年就農された方の就農してみての感想を聞く時間も設けています。

少しでも興味があれば、ぜひ
上田農業農村支援センター農業農村振興課（０２６８－２５－７１２６）までお電話ください。