じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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しなの鉄道の魅力3 引退直前の169系「急行志賀」に乗る

 上小地方事務所のF森です。

 しなの鉄道の魅力を紹介するシリーズ。第2回では、昨年(平成24年)12月に行われた「169系」と呼ばれる電車の引退記念イベントについて紹介しました(こちらです)。

 今回は、169系の電車で急行志賀を屋代駅から軽井沢駅まで往復運転するイベントが、1月27日に開催されたので、その様子を報告します。
 169系の電車は、昭和40年代に旧国鉄で製造され、信越線が北陸新幹線の並行在来線となることに伴いあとを引き継ぐことになったしなの鉄道にJRから譲渡されました。
 「急行志賀」は、国鉄時代、上野から碓氷峠を越え、屋代から長野電鉄線に入って志賀高原の玄関口湯田中駅まで走っていた電車です。特急あさまが出てくるまでは勾配に強い169系が信越線の主役だったと言ってもいいでしょう。
 オレンジとグリーンの「湘南色」と呼ばれる色の車体は、このところ見なかったので懐かしいですね。

 上田駅で、しな鉄のファンクラブ(こちらをご参照ください)会員の特典としていただいたフリー切符の交付を受けて屋代駅に行ってみると、発車時刻より早めに行ったのに多くの人がもう待っています。50食限定の特製弁当を買おうとする人の列に並んで、売り切れ寸前でなんとかゲット。

 ホームに着いた電車に乗り込みます。リクライニングシートと、その背中に付いた「ライナー券入」が懐かしい。座席は大勢の人でいっぱい。特に帰りの電車はほぼ満席状態。ご家族連れ以外はほぼ男性というのが、鉄道イベントの常か?
 乗車証明書もいただきました。

 この日は快晴。小諸から軽井沢に向かう車窓から浅間山もきれいに見えます。我が家からは浅間山の上の方が少し見えるだけですが、正面から見ると、特に雪がかぶったこの時期はその姿はすばらしくきれい。
 各駅にもいますが、線路の沿線でカメラを構えている人もそこかしこに。雪が積もった地面に三脚を立ててシャッターチャンスを狙っています。寒そう。鉄道ファンとカメラは切り離せないんでしょうねえ。

 軽井沢駅でも、復路の電車に乗ろうとする人で改札口が混雑しています。一番最初の電車の写真は、軽井沢駅でのもの。上田市の観光用の看板がすぐ横にあったので、思わずトップに掲載。がんばってますねえ、上田の観光。
 折り返して上田で下車し、屋代まで行く電車をお見送り。特製弁当はお一人様1つ限りだったので、駅の売店で「鯉西」の「鮎めし弁当」(こちらのブログをどうぞ)を買って自宅へ。家人と分け合っていただきました。

 なお、このイベントは、2月24日にも行われます。また、「急行 信州」の乗車イベントもあります。→ しなの鉄道のお知らせはこちら

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