こんにちは。林務課では12月4日(水)に木島平村で鳥獣対策市町村職員研修会を開催しました。
今年度の初夏から秋にかけて、ツキノワグマが集落近くに多数出没し、多くの目撃があったことから、北信地域を含む県内5広域に、初めてクマの出没警報が発出されました。
当管内でも2件の人身事故が発生し、県民の皆さんも危険性が身近にあることを改めて感じたのではないでしょうか。
クマによる人身事故を防ぐためには、クマが出没しにくい環境整備や住民などの皆さんに対する注意喚起など、関係行政機関が連携して被害防止対策に取り組むことがとても重要になります。
今回の研修会はクマ対策に特化し、市町村との情報共有や連携強化を狙いとして、市町村職員の皆さんに新たな対策を学んでいただいた他、管内市町村のクマ対策の取組などを共有しました。
午前中は、鳥獣探索の新たな手法のひとつとして、熱赤外線カメラを搭載した飛行型、地上走行型の2タイプのドローンの実演を含めた現地研修を木島平村内の農地で行いました。
この日は曇天で、日中の気温も上がらない肌寒い中でしたが、参加された市町村職員の皆さんは導入に必要な条件や課題などを熱心に学んでいただきました。
ドローン運用の注意事項 使用したドローンは重量約10kgの中型タイプ
準備した大型モニターで映像を確認 熱赤外線搭載無人車両
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