2020.06.22 [ アーカイブ ]
おいしい信州ふーどを食べよう!~ネマガリダケ×サバ缶=たけのこ汁~
こんにちは 総務管理課のわこです。
緊急事態宣言は解除されましたが、コロナウイルスを意識した対策として、長野県では ~「新しい生活様式」の定着と経済活動の両立~ に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い多くの入山規制が行われ、春~夏の山菜取りを楽しみにしていた人にとっては今年は残念なシーズンとなってしまいました、しかし地元の人が自分の山や地域で収穫した地物が、再開された直売所などで購入できるようになりました。
「道の駅 北信州やまのうち」におじゃましたところ
ありましたよ「ネマガリダケ」、コンテナ5箱に入って並んでいましたがお客さんが次々と購入していきます。
そして直売所の奥では、地元の人たちがせっせと袋詰めをして補充しています。(それでも早いうちに行かないとなくなりそうな勢いです)
そしてその隣にはお約束の「サバ缶(水煮)」がどっさり用意されていました。
北信地域では、「ネマガリダケ」と「サバ缶」をつかった「たけのこ汁」が郷土食としてこの時期の食卓にのぼります。
ネマガリダケ(チシマザサの筍)は、一般の筍とは違って灰汁(あく)が少ないので、皮を剥いて灰汁抜きせずに汁物・煮物にしたり、皮付きのまま焼いたあと皮を剥いて食べることができ、山菜として特に人気があります。
「たけのこ汁」 レシピ (四人前の分量目安)
1 たけのこ(約200g)は食べやすい大きさに切って、豆腐(半丁約150g)は賽の目切りにします。
2 だし汁800CC(普通のお味噌汁のイメージのだし汁:今回は顆粒和風だしを使いました)を煮立てて、切ったたけのこと豆腐を加えます。
3 具に火が通ったら水煮のサバ缶を1缶加えます。(コツとしてはサバ缶のサバはあまり崩しすぎないことと、缶に残った汁も加えるのですが、うまみや栄養分と引き換えに生臭ささが加わりますので、好みによる調整が必要です。私は半分くらいにしています)
4 すこし煮立ってきたらお味噌(大さじ4)を加えて温めます。(お味噌汁などの汁物は一人前お椀1杯に対して大さじ1杯のお味噌が目安)
5 一旦火を止めてから、全体に溶き卵(一個分)を回し入れ煮立ったらかき混ぜてできあがり。(溶き卵は投入してからすぐかき混ぜてしまうと汁全体が濁りやすくなります。火を入れ溶き卵が固まってからかき混ぜると卵がふんわり仕上ります)
これはネマガリダケで有名な高山村で食べた「たけのこ汁」のレシピを参考にしています。具は家庭によって玉ねぎや竹輪を加えるなどバリエーションが豊富ですが、個人的に豆腐と卵を加えたものが気に入って定番にしています。
ご飯は最近CMで見て作ってみたかった「牛肉とやわらぎの炊き込みごはん」
直売所で安かった「キノコ(エリンギ、シメジ、マイタケ)のソテー」
同じく直売所の「キュウリの浅漬け」を添えていただきました。
長野県では、信州の豊かな風土に育まれた農畜水産物、主原料が信州産の加工食品、信州の暮らしに根差した郷土食などを「おいしい信州ふーど」として、その価値を県民と共有し、広く発信しています。
地域を支えあうこのような時に信州が育んだおいしい食材を味わうのもいかがでしょう。
旬の農産物を扱う直売所なども再開していますので、たくさん購入しておうちでも楽しみましょう。
おいしい信州ふーどネット
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