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横湯川石積堰堤群登録有形文化財登録記念式典を開催しました🎉

こんにちは!

北信建設事務所です。

 

横湯川石積堰堤群登録有形文化財に登録されたことを記念して、

令和6年9月12日、山ノ内町のやまびこ広場で式典が開催されました。

式典では、登録有形文化財登録を記念して製作された石碑と看板がお披露目され、

アルクマ」と「おこみん」もお祝いに来てくれました

今回のブログでは、横湯川石積堰堤群の歴史と記念式典の様子をご紹介します!

 

 

~横湯川石積堰堤群の歴史~

横湯川では江戸時代以前から土砂災害が頻発していたことから、

明治時代から昭和 20 年まで、当時の内務省と長野県による砂防事業が実施されてきました。

しかし、明治43年と明治44年の洪水により砂防施設がほとんど流失してしまったことにより、

長野県による砂防事業は中止されてしまいました。

大正時代に入り、地元住民からの強い要望により、大正7年から昭和8年までの16年間にわたって、

内務省直轄の砂防事業が実施されました。

昭和7年からは、再び長野県による砂防事業が開始されました。

昭和7年から昭和20年に中断されるまで前後14年間にわたって施工された砂防施設は、

通称「赤木砂防」と呼ばれています。

これは、大正14年にヨーロッパ留学から帰国した「日本砂防の父」と呼ばれる赤木正雄博士が、

身魂をこめて完成させた施設であることに由来しています。

これらの砂防堰堤群は、 これまで何度も出水に耐えて住民の生活を守ってきたことから、

当時の技術力の高さを知ることができます。

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