2018.07.20 [ 北信建設事務所だより ]
☆建設産業の魅力を伝えるため、現場見学会を開催しました(第2弾)☆
こんにちは、復活のFです!
建設系高校に対する就労促進や建設産業の魅力を伝えるため、第2弾の工事現場見学会を開催しましたので、紹介させていただきます。
平成30年7月3日(火)
長野県下高井農林高等学校3年生16名が、3つの工事現場を見学しました。
まず最初は、(一)千曲川飯山市桑名川(市川橋下流)の河川改修工事現場です。
洪水に備え、堤防に土を盛り立てたり、コンクリート製品で補強する工事について説明しました。
特にICT活用工事に興味を持ったようで、重機に試乗させてもらいました。
試乗した生徒からは「バックホーにGPSが入っているとは思わなかった。最新レベルはすごすぎる」との感想をいただきました。
次は(一)千曲川飯山市桑名川(市川橋上流)の河川改修工事です。
こちらの現場も最初の現場と同様の工事ですが、測量に最新技術のレーザースキャナーを使っていました。
生徒からは、「最新のコンピューター技術を用いた機械を見せていただいて、とてもすごくて興味深かった」との感想をいただきました。
ラストは、(砂)井出川飯山市照岡砂防えん堤工事現場です。
昨年5月の山腹崩落により土石流が発生したため、今後の土石流を防ぐ砂防えん堤工事について説明しました。
なにか物珍しい感じで見ていました。
最後にドローンを使って全員で記念撮影!こうして見ると砂防えん堤の巨大さがよくわかります。
≪第3弾も企画中!次回を乞うご期待下さい!≫
用語解説
国土交通省では、「ICTの全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取組であるi-Construction(アイ・コンストラクション)を進めています。(国土交通省ホームページより抜粋)
ICT
Information and Communication Technology「情報通信技術」の略であり、IT((Information Technology)とほぼ同義の意味を持つが、コンピューター関連の技術をIT、コンピューター技術の活用に着目する場合をICTと、区別して用いる場合もある。国際的にICTが定着していることなどから、日本でも近年ICTがITに代わる言葉として広まりつつある。
レーザースキャナー
計測対象にレーザーを放射状に照射することで、表面形状の3次元座標を取得することができる計測機器です。毎秒数万点以上の速度(機種によって異なります)により非接触で計測し、高密度で面的な点群データが得られます。3次元座標は、レーザーの反射時間から求められる計測対象までの距離と照射角度により算出されます。
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