リニア活用・企画振興課　です。

南信州はすっかり春になりました。

（黒田人形舞台　諏訪神社近くの桜）

南信州の春といえば、黒田人形奉納上演です！

今年は宵祭、本祭ともに開催されました。

お馴染みの演目である「傾城阿波の鳴門　巡礼歌の段」も夜にみると、いつもより寂しさが増すような・・・。

（「傾城阿波の鳴門　巡礼歌の段」黒田人形保存会）

また、肌寒いなかでいただいた甘酒は体に染み渡りました

ここでいただく甘酒は絶品です。

翌日の本祭りは、黒田人形保存会による上演に加え、高陵中学校黒田人形部による上演や「黒田人形に触れよう」という体験型の催しが開催されました。

舞台ではまるで独りでに動いでいるように見える人形ですが、人形遣いや語り、太夫、三味線などなど、全部が一体となってこその技なのだと、いつも驚かされます。

（「鎌倉三大記　三浦別れの段」黒田人形保存会）

舞台を清める意味をもつ「三番叟」。

この日は黒田人形の三番叟を拝見しましたが、人形座によってその形はまちまちです。

様々な人形芝居をみるにつれ、「三番叟」をみることもひとつの楽しみになってきました。

（「三番叟」黒田人形保存会）

また、この黒田人形奉納上演の開催にあたっては、南信州民俗芸能パートナー企業である飯田信用金庫様に駐車場整理等のボランティアにご協力いただきました。

平素より、たくさんのボランティアにご協力くださり、誠にありがとうございます。