秋が深まる中、飯島町与田切公園にある信州の名水・秘水「越百の水」を訪れました。公園内は、抜けるような青空をバックに木々が紅葉に彩られていました。
平日の午前中ですが、たくさんのペットボトルを持った方が何組も訪れ、水を汲んでいました。
お話を伺うと、駒ヶ根市、豊丘村、松川町などからいらしているとのことです。
お茶やコーヒーなど飲み水はもちろん、ご飯を炊くと非常に美味しくなるとのことです。
管理事務所でお話を伺いました。
土日や休日の夕方はたくさんの方が汲みにくるため、列ができてしまうということです。時間をずらすのが上手な使い方のようです。
また、昨年までは、冬季(1月~3月)は閉鎖していたということですが、本年度は冬季も開くことを検討しているとのことです。
水を汲んでいた方から、「冬季閉鎖は残念」というお声も聞かれましたので、冬季も使えるようになれば良いですね。
【信州の名水・秘水「越百の水」の概要】
中央アルプス越百山周辺の山岳地帯で長い年月をかけて涵養された地下水を、町が管理する与田切公園内にある井戸で汲み上げています。
水は硬度29の軟水であり、多くの地域住民が水汲みに訪れます。
飯島町で公園管理の一環として、4月~12月は毎日、水の濁りの有無や水量の確認をするとともに、清掃を実施しています。
【所在地】
上伊那郡飯島町飯島4番地2与田切公園内
【問い合わせ先】
飯島町振興公社
電話 0265-86-6780
E-mail:shinko@town.iijima.nagano.jp
【アクセス】
●JR飯田線飯島駅下車 徒歩30分又はタクシー5分
●中央道駒ヶ根IC又は松川ICから車で15分
(地図)
【信州の名水・秘水】
豊かな水環境に恵まれた長野県には、良好な水質、優れた景観、歴史的価値を持ち地域の誇りとして住民に守られてきた「名水・秘水」が数多く存在します。
長野県では水の大切さを再認識し、水環境を保全する意識の高揚を図るとともに、地域の活性化に役立てるため、平成22年1月に「信州の名水・秘水」選定委員会により、湧水等の中から特に優れたもの15箇所を「信州の名水・秘水」として選定しました。
信州の名水・秘水のホームページ
http://www.pref.nagano.jp/kankyo/mizutaiki/mizu/meisui/kasyo/meisui-annai.htm
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
環境部 水大気環境課
TEL:026-235-7176
FAX:026-235-7366