職員研修を実施しました☝

11月24日(金)の月末休館日に、職員研修を実施しました。
今年の7月より「市町村と県による協働電子図書館「デジとしょ信州」において、
視覚障害者専用電子図書館「アクセシブルライブラリー」の登録が県内公共図書館で始まりました。
それに伴い今回は「視覚障がい者への接遇」というテーマで研修をしました。

私は県立長野図書館の職員として、視覚障がい者という立場で日々仕事をしています。
その中で、職員の皆さんに視覚障害について知っていただき、来館される利用者や私にとって、もっと使いやすい図書館になるよう研修会をしました。

今回は、外部講師に長野県総合リハビリテーションセンターの歩行訓練士・清野さんをお迎えし、実技の研修をお願いしました。

長野県立総合リハビリテーションセンター

前半は座学。
「視覚障害とは?」という内容で、「視覚障害の種類」「見え方の違い」をお話しました。
人によって見え方が異なるので、生活上不便になることも異なるということを自らの実体験を交えてお伝えしました。

〈白杖・SOSのサインです〉

では、私たちはどう接したらいいの?
困っていても視覚障がい者から援助を求めることは難しいので、
戸惑っている方を見かけた時は「何かお手伝いをしましょうか?」と、まず声をかけてください

続いて、援助を求められたらどうすればよいか?
「声がけのポイント」「視覚障がい者3大不便」「知ってほしいポイント」についてお話をしました。

後半は、誘導歩行の体験!
清野さんから、視覚障がい者の見え方の違いや、手引きの仕方を説明頂き、職員が2人一組となり、一人がアイマスクをして視覚障がい者役・もう一人が手引きをする体験をしました。
その後、立場をチェンジ。

椅子の位置、形を説明します

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