2020.03.21 [ その他 ]
「信州の食」おすすめレシピ
県立長野図書館の2階にある郷土資料のゾーンでは、「信州の食」というテーマで本を展示しています。
図書館の資料を並べるだけでなく、みなさまがより身近に感じられるような情報を発信したいと考え、ご家庭でなじみのある季節にちなんだレシピや、子どもたちに伝えていきたいレシピを募集中です。
第1回は「山菜」「端午の節句のごちそう」、第2回は「発酵食・漬物」、そして第3回は「お年取り・お節」をテーマに展示しました。
【関連記事】
●山菜レシピ募集
●山菜レシピ紹介と、発酵食・漬物レシピ募集
●発酵食・漬物レシピ紹介と、お年取り・お節レシピ募集
お寄せくださったレシピは、コーナー横に掲示するとともに、当ブログでも紹介しています。ご協力くださったみなさま、誠にありがとうございました!!
(第3回の募集レシピはこの記事の最後に掲載しています)
2019年末には「長野県おさかな総選挙」と銘打ち、ご来館の方々に“年取り魚”をおたずねしました。長野県地図を掲示し、みなさまのお住まいの地域の上に「コイ」「サケ」「ブリ」「その他」のシールを貼っていただいたところ、おおよそではありますが、県内各地域の特徴が現れました。結果は以下のとおりです!!
第1位……ブリ(30票)
第2位……サケ(22票)
第3位……コイ(6票)
分布図は写真をご覧ください。ある程度予想はしていましたが、ブリは南信に、サケは北信に、コイは東信に多いということが実際に見えますね。地域によって年取り魚が違うのは、広い圏域のそれぞれの地域の特性によるのでしょうか。なんだか不思議で楽しいですね。
3月からは、おすすめレシピ第4回として「信州のおやつ」というテーマで募集しています。
信州は穀物、野菜、果物、山菜といった山の幸が豊富な土地柄です。県内のみなさまはどんなおやつを食べているんでしょう。わくわくしますね。
おいしいレシピ、お待ちしています!
応募用紙は「信州の食コーナー」にありますが、どんな用紙でもかまいません。できれば地域(東・北・中・南)もご記入いただければ嬉しいです。レシピはコーナー設置の箱にお入れください。
お節のレシピ
「サケと野沢菜漬けの湯漬け」
〈材料〉
・年取り魚の余った焼き鮭のほぐしたもの
・朝出した野沢菜漬けの残りを細かく切ったもの (野沢菜漬けは桶から出したてより半日くらいたったほうが湯漬けに合う風味になっている)
・冷や飯なら熱湯をかけて湯切りし、さらさらにしたもの、もしくは温かいご飯
ごはんにサケと野沢菜漬けをのせ、熱い湯をかけていただく。これだけの簡単なものですが、大変おいしいので、お正月に食べる料理で一番の楽しみです。(長野市在住)
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