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“セカンドライフはクリエィティブ!!”(2)

I ♥信州(あいラブしんしゅう)
“セカンドライフはクリエィティブ!!”(2)

飯山市北原地区にお住まいの藤木さんご夫妻。前編では、信州に移住するきっかけなどをお伺いしました。
●前編はこちら≫
“セカンドライフはクリエィティブ!!”(1)

後編では、「北原ふるさと暮らし学校」の様子や藤木さんご夫妻の現在の暮らしなどをご紹介します。


<少しずつ“信州人”に>
古民家を購入し、念願のふるさと暮らしをはじめた藤木さんご夫妻。
一年、また一年と通う内に少しずつ、地域の方々との関係を築き、信州に馴染んでいきました。

その中で、自分達も地区の住民として何か出来ることはないかと取り組んでいるのが「北原ふるさと暮らし学校」です。

義博さんは“北原区ふるさと暮らしアドバイザー”として、学校の講師をつとめています。

「北原ふるさと暮らし学校」とは、夏休みの間に公民館を利用し、一泊二日で農作業体験や自然散策、地域住民との交流会などを通して、都会の方に北原の良さ・ふるさと暮らしを体験してもらおうという試みです。

昨年は千葉県などから藤木さんの元教え子とその家族の方々など、計12名の参加がありました。
藤木さんは、生活の中で感じた飯山の魅力を子どもたちに伝えています。

また北原地区では、全戸に「命を守る新聞箱」という新聞受けを設置しています。
これは、高齢者の一人暮らしの安否確認のため、外から新聞が入ってることが見える、蓋のない共通の新聞箱を設置し、その新聞がお昼になってもまだあるようだったら、一声かけて確認しようというものです。

高齢者を見守るサービスは様々ありますが、北原区のこの新聞箱は、花瓶がおけるスペースがあったりと、温もりがありなんとも北原区らしいなと感じました。

「この新聞箱や防災無線など、その地域ならではの物が配られると、「私たちも地域の一員なんだ」という実感が持てます」
とお話してくださいました。

ご近所同士の結びつきから、地域全体のつながりに続いていくのかなと思います。

<毎日が新しい発見の連続!>
はじめは分からないことが多かった農業ですが、少しずつ、少しずつ自分達の手で出来るように。
棚田で作る米は、上の田と下の田で味が違うこと、おたまじゃくしが見たことないくらい大きいこと、ホタルは幼虫も光ること…。

「カエルも田んぼの違いがわかるのか、最初はあんまりいなかったんだけど…。
これが毎年やるごとに増えていったんです。なんだか自分達の田んぼが認められたという感じがして嬉しかったですね。今では毎夜、大合唱が聞こえるようになりましたよ!」と藤木さん。

毎年・毎日新しい発見があります。
まだまだわからないことはあるけれど、その「わからない」ということが楽しいんだ、と笑顔で語ってくださいました。

“セカンドライフはクリエィティブに生きられる”

新たな発見がたくさんあり、毎日新鮮なの!と話してくださった奥様の言葉が忘れられません。

<これから移住を考えている方に向けて>
藤木さんご夫妻が移住するにあたって、情報を集める際に参考にしていたのが、移住に関する雑誌のほか都内で開かれている就農関係のセミナーや相談会。

また、ご夫婦・家族間できちんと話し合うことも大切だとのこと。

「(夫婦で)どちらかが先行してしまうと、(家・土地の)契約の日になって急にキャンセル…なんてこともあるみたいです。下調べをするのはもちろん大切だけど、移住地に宿泊体験してみたり、地域の方に声をかけてみたりしながら考えるといいんじゃないでしょうか。実際に移住先を決めるときの、決め手になると思います。」

終始、にこやかに日々の暮らしぶりを語ってくださった藤木さんご夫妻。
信州での生活を満喫されている様子が伝わってきました。

長野県では、東京・有楽町に「長野県移住・交流センター」を開設したり、県内各市町村でも移住に関する取り組みに力を入れています。
「長野県移住・交流センター」には、移住やIターン専門の相談員が常駐していますので、信州への移住に関心のある方はお気軽にご来場ください。


また、7月28日(土)には「第2回田舎暮らしセミナー」を開催します。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。

■「第2回信州田舎暮らしセミナー」
http://www.pref.nagano.lg.jp/kanko/iju/iju-koryu-seminar/iju-koryu-seminar.htm

■「長野県移住・交流センター」

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