北信州からごきげんよう 北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

北信州からごきげんよう

北信地域の現地機関からのお知らせとともに、千年風土の豊穣の地「信越自然郷」の魅力をお届けします。

「北信地域の食材を使った料理教室」を開催しました

 

こんにちは。北信農業農村支援センターのターボーです。
北信地域6市町村の農業委員会の女性委員さんで組織する「長野県農業委員会女性協議会北信支部(以下「北信女性協」と言います。)の活動の一つを紹介します。

北信女性協は、女性委員の相互連携により、農地の効率的な利用推進といった農業委員会活動の充実強化の他、地産地消などの取組を通じて地域農業の発展に寄与することを目的に組織され、現在19名の女性委員で活動をしています。

今回は、12月12日(木)に中野市中央公民館において、地元食材の勉強と調理師会員の飲食店等での利用促進など地産地消推進の一環で「北信地域の食材を使った料理教室」を開催しました。
当日は、女性委員13名の他、女性団体関係職員など総勢21名が参加されました。

講師には、長野県調理師会から紹介いただいた同会所属で、日本野菜ソムリエ協会認定の野菜ソムリエプロの苅和祐子先生にお越しいただきました。

今回使用する食材は、信州の伝統野菜の「常盤ごぼう」と「坂井芋」、生産量全国一の名産地の「エノキタケ」と「ブナシメジ」、メインは柔らかさが特徴的な「みゆきポーク」で、どれも魅力的な食材ですので、飲食店などでも使っていただきたいです!

先生のご指導のもと、先生作成のレシピを確認しながら調理スタートです!

当日は、4人1組のグループでしたが、さすが意識の高い女性委員さんたちで、あっと言う間に和気あいあいの共同作業となりました。

本日のメインディッシュ「みゆきポークのりんご味噌焼き」のポークのすじ切りを実演される先生。プロの包丁さばきとスピードに、感嘆の声があがります。

初めてのレシピへの挑戦でしたが、皆さん手際がよく、約1時間で5品の料理が完成しました。(手前左から半時計回りに、)
常盤牛蒡をふんだんに使った「炊込みごはん」(左下)
きのこの風味が香るすまし汁(右下)
坂井芋の粘りがつなぎの「坂井芋のお好み焼き風」(右上)
みゆきポークのりんご味噌焼き(中央上)
野菜たっぷりほうれん草ときのこのおひたし(左上)

さてさて、作ったあとは皆さんと食事会です。
みゆきポークの脂の甘さ、牛蒡ごはんの牛蒡と胡麻の相性の良さ、坂井芋の柔らかさなどを感じながら、お互いの作業を称える楽しい会食となりました。

参加者から、「とても楽しく美味しい料理ができてよかった。」「牛蒡は水にさらさない方が良いことが分かった。」「地域食材は普段使う機会がなかったが、知ることができてよかった。」「豚肉を柔らかくする味噌とリンゴジャム。また、使ってみたい。」といった感想を頂きました。

最後に、地産地消キャラクターの「旬ちゃん」が駆け付けてくれ、皆さん大喜びです。
旬ちゃんと一緒に参加者全員で記念撮影をして、研修会終了となりました。

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