国際交流員って何をやってるの?

長野県国際交流員(CIR)の3人(出身国:米国・中国・韓国)が県内でどのような活動をしているか紹介します。

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警察通訳訓練に参加しました。(クリス・李)

平成29年1月12日、私と李さんが長野県警察学校で通訳講座に参加しました。講師として、警察官と一緒にロールプレイをしました。私達は日本語が分からない外国人の役割をして、警察官の質問等を答え、シナリオを行いました。ロールプレイしている間は、日本語が話せないふりをしていましたが、もし警察官が間違えたり、英語又は北京語の言い方が分からなかったりしたら、もちろん手伝いました。

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英語の講座では、8名が参加し、順番に警察本部の方が事前に用意して下さったセリフを訳してみました。皆さんは英語が上手で、色々ないい表現が出てきましたが、警察、法律に関する言葉はもちろん分からないときもありました。言葉が分からない時、私が教えました。もちろん、日本語で書いた文を英語に訳すと、様々な言い方がありますので、通訳者が言った文が間違っていない場合でも、私が他の表現を教えることもありました。練習の後、参加者から質問をたくさん受けて、色々な表現を説明しました。

そのほか、別の教室で参加者5名が中国語の訓練をやりました。中国や台湾からの訪日旅行者数が年々増えていて、自然が豊かな長野も最近人気になってきています。警察も様々な場面で中国語で対応しなければならないときがあります。参加者はみんな一定の程度の中国語が分かっていて、発音も上手でした。警察用語等難しい言葉がありましたので、私も正確な言い方を調べてから、みんなに教えました。

警察の役に立ったことにうれしく思いました。

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