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『ヒナを拾わないで!!』キャンペーン中です

 

こんにちは

林務課 おかめです

 

すっかり春めいて暖かくなってきましたね

花はほころび鳥のさえずりが聞こえるいい季節です

 

皆さんも天気のいい日は外に出たくなるのではないですか?

 

 

その際、皆さんにお願いしたいことがあります

 

それは、ずばり!!

 

 

「ヒナを拾わないで!!」

 

タイトルのまんまですね(*_*;

 

 

春から夏にかけては、野鳥たちの子育ての季節です

ぱっと空や周りの景色を見上げていただければ、つがいとなって追いかけあう2羽の野鳥や、巣立ったばかりのヒナの姿などがみられます

普段何気なく見ている外の景色も、少し気にしてみていただくだけで、新しい景色見られますよ

 

ぜひこの季節ならではの野鳥の姿を見ていただきたいです

 

 

話が少しそれました・・・(*_*;

 

そんな野鳥たちの子育ての季節

巣立ったばかりのヒナたちは、親鳥から『飛び方』や『エサの取り方』を教えてもらいながら成長します

 

その時に、最初はうまく飛ぶことができないヒナが地面に落ちてしまっている場合があります

 

例えば、みなさんも自転車にはじめて乗る時はうまく漕げずに転んでしまった思い出があるのではないですか?

 

 

野鳥も私たちと同じです

そして私たちも野鳥と同じです

 

何事も、はじめはうまくできるわけではありません

 

何度も何度も転んで、やっと漕げるようになった自転車!

何度も何度も練習しましたよね

 

ヒナも同じです

 

落ちているヒナがいたとしても、いまはうまく飛ぶために猛練習中なのです

そっと見守ってあげてください

 

また、猛練習のヒナのことは、親鳥がしっかり見守ってくれています

 

飛び方を覚えるヒナとともに、わが子に飛び方を教える親鳥の子育てもそっと見守ってあげてください

 

 

そうはいっても、心配だわ・・・

 

猫に食べられちゃったりするんじゃないかな?

 

このままほっとくなんでできない!!

 

 

そう思う方もいらっしゃると思います

そんな皆さんに、わたしからかける一言

 

 

「(そのお気持ち、よーーーーーく)わかります(`・ω・´)!!!!!」

 

わかります

 

その気持ちとってもよくわかります

 

 

そして、そんな優しい気持ちをもってくださっているあなた!

 

目の前の野鳥を大切に思ってくださるその気持ち!

野鳥愛護の素晴らしいお気持ちをお持ちですね

私はその素晴らしい気持ちに、思わず拍手を送ってしまいます(*^▽^*)

 

私たちと同じように自然で暮らしている野鳥のことも大切に思っていただける気持ち、とても素晴らしいです

 

その気持ちをこれからも大切にしていただきたいです(*´ω`)

 

そんな素晴らしい気持ちをもったあなた

もう一歩、野鳥の世界に踏み込んでみませんか?

 

 

目の前に落ちているヒナを心配する気持ち

 

それは、

 

野鳥を大切に思う気持ち

命を大切に思う気持ち

とても大切な気持ちです

 

しかし、それとともに知っていただきたいことがあります

 

それは、

 

自然には、『しくみ』がある

 

ということです

 

わたしたち人間もその『しくみ』の中で暮らしています

この『しくみ』は、私たちが自然の中で暮らしを続けていくためにとても大切なことです

そして、この『しくみ』は、私たちが自然や野鳥や野生動物とかかわっていくためにはとても大切な知識です

 

今回のヒナのケースをもとに『しくみ』を考えてみます

 

もし、私たちがこの『しくみ』を知らずに、ヒナを拾ってしまったらどうなるでしょう

 

ヒナは親鳥から引き離されてしまいます

 

引き離されるとどうなるでしょう

 

「巣立ったばかりのヒナは、親鳥から『飛び方』や『エサの取り方』を教えてもらっている」と書いたとおり、『飛び方』や『エサの取り方』は親鳥でなければ教えることができません

 

つまり、親鳥から引き離すということは、ヒナが自然で生きていくために必要な『飛び方』や『エサの取り方』を学ぶチャンスを奪ってしまうことになるんです

 

 

また、親鳥からすれば、かわいいかわいい我が子との急な別れになってしまうでしょう

 

親鳥はどう思うでしょうか

 

かわいいわが子が目の前で連れ去られるその行為

 

それは、『誘拐』にほかなりません

 

 

これが今回のケースの『しくみ』です

 

 

野鳥を大切に思う素晴らしい気持ちが、『しくみ』を知らないというだけで、ヒナと親鳥を悲しませる結果になってしまいます

 

 

わたしたちがすべきことは、ヒナと親鳥の子育てを『見守る』こと

だた、それだけでいいんです

 

それだけで親鳥はかわいいかわいいヒナを子育てし、ヒナはいつか一人前の野鳥になるでしょう

 

 

そうはいっても心配なお気持ち

よーーーーーくわかりますよ!!!!(`・ω・´)

 

そうはいっても、親鳥なんて近くにみあたらない

親鳥が近くに見当たらない場合も、それは私たちに警戒してヒナに近寄ることができないからです

そんなときは、その場をそっと離れてください

 

そうはいっても、猫に食べられちゃうんじゃないかと思うと、この場を離れられない

猫に食べられないか心配な場合は、カップ麺の空き容器などにヒナを入れて、高いところにおいてください

ヒナの鳴き声に気づいた親鳥が、ヒナのもとにやってきます

 

 

この時期は、ヒナを心配してくださる方がとても多くいらっしゃいます

林務課へも電話が多く寄せられます

 

中には、小学生?か中学生?くらいの男の子が電話をくれたこともありました

目の前のヒナを心配して、かけたこともないようなよくわからない場所に、勇気を振り絞って電話をしてくれたのではないでしょうか

 

その野鳥を大切に思う気持ちと、誰かを思って振り絞る勇気を忘れずに、大人になっていただきたいですね

 

彼が大人になるその前に、彼が見たそのヒナは一足先に大人になり、立派に空を飛び回っていると思います

 

 

野鳥や自然とのかかわり

ぜひじっくり考え、そして家族や友達とも話をしてみてください

 

ヒナを拾わないで!!ヒナを拾わないで!!

 

こちらはヒナを拾わないで!!のキャンペーンのチラシです

 

巣立ち前のヒナと巣立ち後のヒナのイラストと特徴などが書かれています

ホームページも併せてご覧ください

http://www.jspb.org/hinakyosan.html

 

 

まが、日本野鳥の会ホームページでは、『ヒナとの関わり方がわかるハンドブック』をダウンロードすることができます

こちらも是非ご覧ください

https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/hina-can/

 

 

 

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