信州自慢の水と空

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新緑の「信州の名水・秘水『大沼の池の湧水』」

山の緑も日一日と濃さを増してきています。そんな、さわやかなこの時期に、北佐久郡御代田町にある「信州の名水・秘水『大沼の池の湧水』」を訪ねてきました。



 


 


上信越道小諸インターチェンジを出て、浅間サンラインを軽井沢方面へ約6kmほど進むと、「柏木入口」の信号機があります。それを右折し、次の信号のある交差点「石峠・藤塚」を左折し、3kmほど進むと、「真楽寺」の青い案内板が見えてきます。


案内板のある交差点を300mほど進むと、三叉路にぶつかります。
この三叉路の右手が真楽寺の参道です。
自動車では行けないので、自家用車で行かれる方は、左手へと車を進めると、150mほど先に駐車場があります。



三叉路の右手には「真楽寺」の案内板があります。




参道を歩いていくと、趣のある仁王門が見えてきました。
この仁王門の手前を右に入ると「大沼の池」があります。





うっそうとした森の中に透明な水を湛えた「大沼の池」が見えてきました。
この池の底から、豊富な湧水がこんこんと湧き出てきています。
写真では判りづらいですが、池の一角にはこの地に伝わる「竜神伝説」にちなんだ人造の龍が鎌首を覗かせています。




林越しに見る大沼の池は龍神伝説の話もあるせいか、神秘的な雰囲気がありました。


真楽寺の参道に戻ってきました。参道の先には長い石段があり、その上には厄除観音堂があります。





石段を登りきると、そこには江戸中期に建立されたと言われている三重塔がそびえていました。



奈良時代に、浅間山噴火沈静の祈祷所として建立されたと伝わる真楽寺は、1400年の長い歴史と伝説に彩られた古刹です。
新緑の中の由緒ある場所で、歴史や伝説に思いをはせるひと時でした。





【大池の沼の湧水の概要】
浅間山の噴火が鎮まることを祈願して、6世紀末に建立されたと伝えられる古刹「真楽寺」の境内、仁王門を入ったところにこの泉はあります。池底からは豊富な湧水が湧き出し、うっそうとした杉木立を水面に映しています。
池の一角には、この地に伝わる「龍神伝説」にちなんだ人造の龍が鎌首を覗かせています。
ここは、勇壮な夏祭り「龍神まつり」の重要な舞台ともなります。
湧水は、かんがい用水として利用されており、利用者が、毎年、池の掃除と周辺の草刈りを行っています。
【所在地】
 北佐久郡御代田町大字塩野142(真楽寺境内)
【問合せ先】
 御代田町町民課
  電話:0267-32-3111(代表)
  E-mail:miyota@town.miyota.nagano.jp
【アクセス】
 ● しなの鉄道御代田駅下車→小諸市コミュニティバス小諸すみれ号小諸行きバスで10分→真楽寺入口で下車→徒歩5分
 ● 上信越道小諸ICから車で15分

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