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ステップバイステップ:一歩ずつ(FMぜんこうじ「図書ナビ」第10回)

地震の時、図書館は?

:長野市の震度は5弱ということで大きかったので、2日に、職員が3人、県立長野図書館の点検に行ってくれて。幸いなことに、閲覧室、書庫、事務室も異常なしとの報告をいただき、予定通り5日から開館出来ました。
長野県内の図書館も、被害はほとんどなく、通常通り開館しています。
今回は、図書館が開いている時間ではなかったのですが、図書館は本がたくさんあるので、本棚の間に居ると危険だったりします。「本棚から離れてください」とアナウンスしながら、避難誘導する訓練をしています。

中川さん:そういえば、あまり考えたことが無かったけれど、本が落ちてくると危険ですね。

:そうなんですよね…。東日本大震災の後、県を越えたサポート体制が作られていて、長野県は新潟県とペアになっているのですが、新潟県の方も大変ではあるけれども、支援までは大丈夫ですよ、ということでした。
石川県や、福井県、富山県など、北陸の図書館は、かなり大きな被害を受けたところもあるようです。まだもう少し先ですが、図書館どうしの助け合いができたら良いなぁと感じています。「saveMLAK」というサイトで、被災情報など集めてくださっています。

今月の話題は…?

:日本中、どこで起こってもおかしくない災害。やはり、防災・減災のことが気になりますね。

阪神淡路大震災が起こった1995年以降、大きい災害があると、防災関係の本への需要が増して、いろいろな本が出版されています。子どもと一緒に、普段から防災を考えたり、ハザードマップを作ったりするような内容のものもあります。
図書館では、1階の児童室と、2階の閲覧室に、防災・減災の本のコーナーを作ってもらいました。

児童室の防災・減災コーナー

児童室(1階)の防災・減災コーナー

閲覧室(2階)の防災・減災コーナー

そこには、長野県の「防災アプリ」の紹介リーフレットも一緒に置いてもらっています。

地震に限らず、さまざまな災害がありますよね。「いざ」というときに、まずは『にげましょう:災害でいのちをなくさないために』という本も出ています。

中川さん:まさに、ひらがなで『にげましょう』って書いてある本ですね。

森:ふりがなも振ってあって、子どもさんと一緒に学べるようになっています。

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