森：入場は無料です。事前申込制なのですが、「図書ナビ」を聞いてきましたと言っていただければ、大丈夫です。お待ちしています！

中川さん：4月に「図書ナビ」が始まって、もう12月、年末ですね。今年は森館長にとって、どんな年でしたか？

森：そうですね。「今年の漢字」が今日決まる、というお話がありましたが、私にとっての漢字一文字は「協」です。いろいろな方々と協働して、さまざなことに取り組めた一年でした。

中川さん：「デジとしょ信州」が受賞されたりもありましたね。「図書ナビ」も、楽しみにして下さっている方、多いんですよ。リスナーの皆さまに、メッセージをお願いします。

森：師走ということで、何かと気ぜわしい日々が続きます。皆さまも風邪などひかれませんように…

心が温かくなる本もたくさんあります。図書館の方にもぜひいらしてください。来年も、どうぞよろしくお願いいたします！

＊＊こぼれ話＊＊

実は、「紙の本の良さ」について話題にするにあたって、オンエアの前に中川さんとお話ししていたことがあります。前提として、紙の本を読み辛い…そういう方々も世の中にはたくさん居られることを、心に留めていたいですね、と。

前回の「図書ナビ」で中川さんもお話しされていましたが、芥川賞を受賞された市川沙央さんの『ハンチバック』からは、さまざまなことを教えられました。でも、だからといって「紙の本の魅力を語り合ってはいけない」と、禁止したいわけではなかったんじゃないかなと思うんです。
本のことに限らず、人にはそれぞれ、いろいろな事情があると思います。このことをいつも忘れず、心に留めていたいと思っています。