2023.10.10 [ お知らせ図書館のお仕事山好き館長の信州便り ]
読書の秋!本との出会い方いろいろ(FMぜんこうじ「図書ナビ」第7回)
みなさま、こんにちは。県立長野図書館の森です。FMぜんこうじの「ひるどきもんぷらワイド」、 2023年10月10日(火)に放送された、「図書ナビ」コーナー、第7回目の内容をご報告します。
オープニングトーク:10月10日は「空を見る日」
中川睦美さんの「ひるどきもんぷらワイド」、10月10日は「空を見る日」というお話で始まりました。長野県の文化人グループ「信濃にやか」の加瀬清志さんが、東京オリンピック開会式の空が素晴らしくキレイだったことから10月10日の10時10分、「みんなで空を見る日にしよう」と提唱されたそうです。
ということで、オープニングの一曲は、1975年リリースの「スカイ・ハイ」(Sky High)でした。懐かしい~!気持ちがグッと上がります。今日は残念ながら曇りでしたが、秋晴れの日は空を見上げて、うーんと伸びをしたいですね。
夏休みをはさんで、2か月ぶりの「図書ナビ」です
中川さん:森館長、ちょっと遅い夏休みを取られていましたが、ゆっくりできましたか?
森:夏休みは、実家に帰省していました。
私自身は、長崎県の生まれ、育ちなのですが、両親は四国出身です。母は香川県、父は高知県。現在、母は香川県の高松市で一人暮らしをしています。
母は87歳で、会うたびに体は小さくなっていくのですが、気持ちは元気で、三浦綾子さんの読書会の世話役をしています(三浦綾子さんといえば、ドラマ化された『氷点』などが有名ですね)。読書会では、三浦綾子さんの『銃口』という作品を取り上げたそうです。物語の中では、敗戦前後、ソ連軍が北から攻めてくる中、満州で逃げ惑う人々の姿が描かれます。母は、当時の地図を見たいと思って香川県立図書館に相談に行ったら、実際に人々が逃げたルートが書き込まれた地図を探し出してくださったそうです。
中川さん:よくお話に出るレファレンスサービス、調べ物のお手伝いをしてくださったんですね。
森:そうなんです。全国どこにでも、調べ物をしたいときに頼りになる図書館があるって、すごく有難いことだなと思います。のっけから、重たい話になっちゃいましたが、父の故郷、高知県の郷土料理を作ったり、讃岐うどんを食べたり、古いアルバムを見たりして、ゆっくり過ごしました。
今月の話題は、「本との出会い方」いろいろ
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