当館は令和5年5月16日（火曜日）から令和5年5月31日（水曜日）まで、
蔵書整理のため休館しています。

蔵書整理では全ての資料が正しい場所に置かれているか、
資料と所蔵データを1冊ずつつきあわせて、配架場所が間違っていないか確認します。
当館では約70万冊の資料を所蔵していますので、
多くの蔵書の中から1冊の資料を提供するためには大切な作業です。
休館中はご不便をおかけいたしますが、ご理解、ご協力をいただけますと幸いです。

それでは、令和5年度の様子を少しずつ紹介していきます

■　スケジュール・準備
職員は毎朝集まって、各々１日の作業内容を確認します。
やみくもに作業していては効率が悪いため、予め担当者がスケジュールを組みます。
１日の作業が終了すると、進捗状況に合わせてスケジュールの微調整を行いながら、
蔵書整理期間中に作業が終わるように進めていきます。

▼作業の進捗状況や分担を確認しながら取り掛かります。書架の掃除もしますよ

■　配列点検
配列点検は、資料が請求記号順に書架に並んでいるか点検する作業です。
手で本を支えつつ並びを整えながら点検していくと稀に違和感を感じることがあります。
よくよく見てみると書棚の奥の方に押し出された本が…！
これらの本は表からは見えずなかなか気付くことができないため、
触った感触で発見できることが多いです。
▼押し出された本です。場合によっては落下してしまうこともあるので注意が必要です。