平成31年1月7日(月)、休館中の営業日31日目。
「休館期間中でもあるし、4日は休める者は休め!働き方改革!(笑)」(by 館長)ということで、新年、職員全員が揃うのは今日が最初です。
普段は隔週で土日のいずれかと月曜がお休みという勤務体制なので、みんな一緒に連休が取れることは図書館では珍しいことなのです。
さて、今日からまた70万冊の本と格闘をはじめます!明治の図書館の資料の移動のつづきです。
年末年始、テレビでは「平成最後の…」という言葉がずいぶん使われていましたね。
そんなこともあって、江戸時代の和書漢籍から明治・大正時代の本までが並ぶ中で目に付いたのがこの本(?)です。「皇城全図並宮中表二大宮殿御図」大日本皇道会(1913)
大正天皇の即位を記念して皇居内の様子を描いた図録です。ページをめくると、石版画でしょうかとてもきれいな色が眼に飛び込んできました。
念のために書誌情報を確かめようと「国立国会図書館サーチ」(iss.ndl.go.jp)で検索すると…
なんと!この本は日本でただ一冊、県立長野図書館にしか収蔵されていないようなのです。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059140379-00
あわわわ…もっとちゃんと保存しなくては!こうした資料をデジタル化してアーカイブにして、みなさんにお使いいただけるようにするのも図書館の仕事です。乞うご期待。
5月に新しい年号が始まる前に、大正、昭和、平成の天皇の即位に関する資料をそろえてみたら面白いかもしれませんね。
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