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親子で本をつなぐ「長野県PTA母親文庫1950~2014」

児童図書展示:

「長野県PTA母親文庫1950~2014

 

(H30年8月末~H30年11月15日)

 

 

 


「長野県PTA母親文庫」は、1950(昭和25)年に始まりました
当時、信州大学教育学部付属長野小学校PTAは
子どもの教育のために学校図書館の充実が必要だと考えました。
この活動で集まった図書購入費と、母親たちの「子どもたちと共に教養を高めていきたい」
という思いが、やがて形となって発展していきます。
PTAの母親たちから要望を受け、
県立長野図書館長叶沢清介の発案により、母親文庫はスタートしました。

1950(昭和25)年、
県立長野図書館が母親文庫を創設します。
はじめは信州大学教育学部付属長野小学校を対象に利用が始まりました。
そして1951(昭和26)年~1959(昭和34)年に
かけて、県内各地に配本所が設置されるように
なりました。

 

母親文庫は、県立長野図書館の本を小学校のPTAや配本所にひと月約100冊程貸出し、
それを期間を設けて回覧していく仕組みでした。
貸出した本は、子どもが学校で預かり母親に届けました。
はじめは本を読まなかった母親も、
子どもとの関わりの中で次第に本を読むことが多くなっていったようです。
本を読む母親の姿を見た子どもたちは、
一緒に本を読んだり、その姿を見て勉強に励んだりしたのかもしれませんね

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