皆さんは「ペレットストーブ」をご存じですか？

ペレットストーブは木質ペレットという固形燃料を燃やすストーブです。
この木質ペレットは木を細かく粉砕→乾燥→加熱→圧縮成形の順で加工した天然素材１００％の燃料です。

↑　木材を組成するリグニンが固まることで成形されます（接着剤は使用していません）。

このペレットを暖房のために燃やす装置がペレットストーブです。
ペレットストーブの多くはFF（強制吸排気）式を採用していますので、室内にはクリーンな温風が流れます。

↑　上伊那合同庁舎の県民ホールにも設置しています。

薪ストーブとどっちがいいの？という質問をいただくことがあります。
薪ストーブとペレットストーブはどちらも木を燃料としていますので・・・
・薪ストーブ：薪を調達できる方、煙突が設置できる方、木を燃やすことを楽しみたい方
・ペレットストーブ：薪の調達が難しい方、煙突が設置できない方（FF式用吸排気口は必要）、管理を省力化したい方
という具合にライフスタイルに合わせた選択をすることをお勧めしています。

前置きが長くなりましたが、令和６年３月１５日（金）１６日（土）の２日間にわたり、伊那市にある上伊那森林組合バイオマスエネルギー工場でペレットストーブフェアが開催されます。
上伊那森林組合は長野県の木質ペレットの約８割を製造しており県内ペレット生産量第１位です。また、森林整備由来の未利用材を利用した自然エネルギーとすることで化石由来のCO2排出を削減でき、カーボンニュートラルと森林整備促進によるCO2吸収量増を実現しています。
当日はペレットストーブの展示・説明・商談のほか、飲食コーナーの設置やペレットの特売、お楽しみ抽選会なども行われます。

チラシのPDFファイルはこちら

上伊那森林組合バイオマスエネルギー工場にはペレットストーブの展示場もあります。
フェアに行くことができない方も、機会を見つけて展示場でペレットストーブを見学することができますので、是非工場へお問い合わせください。

もうすぐ桜の咲く季節ですが、この機会に来シーズンの暖房を検討してみてはいかがでしょうか？