曇り空で風が冷たい日でしたが、木島平村にある平成の名水百選「龍興寺清水(りゅうこうじしみず)」を訪問しました。
平日のお昼前でしたが、水を汲みに来ている方が二組いらっしゃいました。どちらの方もたくさんのペットボトルに水を汲んでいました。
千葉と小布施を行き来しているという方からお話をお聞きしました。
飲み水や炊事用の水はほとんどここで汲んだ水を使っており、千葉に帰る時もお持ちになるということです。
近くの「加茂清水」でも水を汲んでいる方がいらっしゃいました。
【概要】
興寺清水は木島平村内山地区の公民館の横(穂高1282‐4)に湧き出る清水で、かつてこの地にあったお寺の名から、龍興寺清水と呼ばれ周囲の住民達により大切に守られてきました。
寛文元年(1661年)萩原喜右エ門がこの清水を利用し紙すきをはじめ、「内山和紙」として広く知られるようになりました。以来この地方の一大産業として昭和初期までコウゾやノリウツギを原料とした内山和紙が作られてきましたが、パルプを使った製紙業におされ衰退していきました。
現在は内山和紙体験の家で、紙すきの工程や手法を受け継ぐとともに、はがきやうちわなどの製作を体験することができます。(木島平村ホームページから)
【所在地】
下高井郡木島平村 内山和紙体験の家から徒歩1分
【問い合わせ先】
木島平村環境整備課 電話0269-82-3111
E-mail:kankyo@kijimadaira.jp
【アクセス】
●JR飯山線飯山駅下車 野沢温泉行きバス 中村下車 徒歩25分
●上信越道豊田飯山ICから車で25分
〔平成の名水百選とは〕
環境省では、平成20年に持続可能な社会の構築が喫緊の課題となっている中で、健全な水循環がもたらす恩恵と人間社会の営みの共生や、水のある暮らしや風景の復権が強く求められているなど、社会情勢の変化も踏まえ、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水や水環境のなかで、特に、地域住民等による主体的かつ持続的な水環境の保全活動が行われているものを「平成の名水百選」として選定しました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/mizutaiki/mizu/meisui/kasyo/meisui-annai.htm
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