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企画展示「愛媛県と長野県を結んだ縁」(第111回全国図書館大会トリプルワン・プロジェクト)

暦の上では秋になりましたが、まだまだ暑い日が続いていますね 外に出るときは暑さ対策を万全にして、気をつけてお出かけください。

さて皆様、毎年開催される全国図書館大会をご存じでしょうか?
全国の図書館関係者や読書活動に取り組む方々、出版界、地域の学びを担う関係者など本と情報に関わる様々な人々が集まり、社会において図書館が果たす役割を考える大会です。今年は第111回目を迎え、10月30、31日愛媛県で開催されます🍊

今回の全国図書館大会愛媛大会では大会を盛り上げるべく、第111回にちなみ「トリプルワン・プロジェクト」という各都道府県が愛媛県とのつながりを紹介等する参加型事業が企画されました。当館もこれに参加し、愛媛県長野県を結んだと題した企画展示を始めました

以下に概要をご紹介します。

あんずが結んだ宇和島と松代」

2代目宇和島藩主伊達宗利(むねとし)の娘豊姫(とよひめ)が、3代目松代藩主真田幸道(ゆきみち)に輿入れする際、故郷を懐かしむためにあんずの種を持ち、松代の地に植えたことで松代藩の産業として発展しました。
あんずの里が有名な千曲市は現在、愛媛県宇和島市と姉妹都市を結んでいます。
長野市松代町にある恵明寺(えみょうじ)には、豊姫の墓があります。

「宇和島藩伊達家と松代藩真田家

豊姫のお輿入れのほかにも、宇和島藩伊達家から松代藩真田家へ来た人物がいます。それが10代目松代藩主真田幸民(ゆきもと)です。幸民は、8代目宇和島藩主伊達宗城(むねなり)のもとに生まれ、17歳のときに9代目松代藩主真田幸教(ゆきのり)の後継として養子入りしました。
何かと縁がある宇和島藩伊達家と、松代藩真田家に関する資料を集めました。

 

愛媛県から長野県へ 長野県から愛媛県

愛媛県出身人物の長野県での活動、長野県出身人物の愛媛県での活動をパネルにしました。調べる中で、文化・政治等多彩な分野での関わりがあることが分かりました。

 「愛媛県長野県を結んだは、蔵書点検休館に入る直前の10月12日(日)まで展示予定です。これを機に愛媛県と長野県の縁を、そして全国図書館大会を知って頂けたら幸いです。当館にご来館の際にはぜひお立ち寄りください。

 

【お問合せ】資料情報課(TEL:026-228-4921)

全国図書館大会およびトリプルワン・プロジェクトについては下記ウェブサイトをご覧ください。
第111回全国図書館大会愛媛大会(愛媛県HP)
全国図書館大会(日本図書館協会オフィシャルサイト)
トリプルワン・プロジェクト(愛媛県HP)

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