2024.02.13 [ 山好き館長の信州便り ]
普段の暮らしにラジオを!(FMぜんこうじ「図書ナビ」第11回)
森:わぁ、綺麗ですね。古風な表現の中に「エモい」っていうイマドキの言葉が組み合わされているのが新鮮です。私も読んでみます!(県内図書館での所蔵状況はコチラ)
中川さん:改めて、今日のおすすめ本は?
森:先月ちらっとお話した動物関係の写真集を2冊、持ってきました!一つは、岩合光昭さんの写真集。岩合さんの猫の写真はとても人気がありますね。日本や世界の「地域猫」、のんびり気ままに生きている猫たちの姿は、本当にほのぼのします。
『どうぶつ家族』クレヴィス(2011年)は、アフリカのサバンナで生き抜く、ライオンやカンガルーのほか、ニホンザルや、アザラシなど、いろいろな家族たちの写真集です。実はずっとまえに、結婚のお祝いにいただいた写真集で、皆さんのメッセージが寄せ書きしてもらってあるので、宝物なんです。(県内図書館での所蔵状況はコチラ)
それから、奥森すがりさんの『ねこ鍋』二見書房(2007年)。岩手県の農家で暮らす猫たちの写真集です。ある日、川べりで捨てられた4匹の子猫たちを引き取ることになった奥森さん。土鍋を置いてあったら、中に猫が入って、くるんと丸くなって寝たそうなんですね。それ以来、われもわれもと土鍋に入って、重なり合って寝たりする姿をネットで公開されていたのが、本になったものです。ほのぼのした岩手弁も相まって、とても癒されます。(県内図書館での所蔵状況はコチラ)
最後に、リスナーの皆さまへのメッセージをお願いします
森:リスナーの皆さまは、普段からラジオを聴いていらっしゃると思います。私も、これからは、皆さまを見習って日常にラジオを取り入れていきたいなと思っています。
そして、普段からの「備え」や、「日常の楽しみ」ということで、図書館もぜひ、生活の中に取り入れていただけたら嬉しいです。
中川さん:ラジオも図書館も、それぞれに活用していただけると良いですね。今月もありがとうございました!
※こぼれ話
家では猫を飼っています。もしもの時のために、自分自身のことだけではなく、猫が一緒に避難できるのかとか、そういうことも考えなくちゃいけないなぁと。
能登半島地震では、避難所でのトイレ問題(水や食料はもちろん必要だけれど、実はトイレの問題が真っ先に出てくるのは、今回身をもって思い知りました)や、ペットと一緒に避難できるところが少なくて(遠慮して半壊の自宅や車の中で過ごす方もおられる)…という話を見聞きします。
身近なところから、いざという時のことを考えていかなければならないなぁと実感しています。
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