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「お取り寄せ」貸出サービスが朝日新聞デジタルで紹介

朝日新聞より取材を受け、「図書館は動き続ける 宅配で本を貸し出し、試み広がる」で、当館の「お取り寄せ」貸出サービスについて紹介していただきました。

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本記事は有料です。無料で読める範囲で、引用させていただきました。

「図書館は動き続ける 宅配で本を貸し出し、試み広がる」(伊藤和行 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国の図書館の休館が長引いている。政府が4日に示した方針で再開は認められたが、終息が見通せず、二の足を踏む図書館が多い。そんな中、本の宅配サービスを始める図書館が出てきている。

「#図書館は動きつづける」。長野県立長野図書館(長野市)は4月22日、そう掲げて、宅配による本の貸し出しを始めた。全国に緊急事態宣言が広がり、18日から全ての来館サービスを休止。政府の再開容認後も「安全を守るため」と、今月15日まで延長する。

宅配サービスは、ホームページの蔵書検索で本を探し、ウェブや電話、ファクスで予約してもらう。1人あたり10冊までで、司書らがゆうパックなどで自宅に送る。送料は利用者負担だが、貸出期間を4週間に延ばし貸し出し可能な本も増やした。森いづみ館長は「学びを止めて欲しくない。この機会に電子書籍のサービスも始めたい」と意気込む。

図書館などの支援に取り組む民間団体「saveMLAK」によると、5月6日時点で宅配サービスを始めた全国の公共図書館は少なくとも50館ある。一方、全国の計1692館を調査したところ、来館利用を止めているのは9割超の1553館に上った。4日に政府は図書館などの開館を認めたが、再開を決めているのは鳥取県や岩手県などで計245館にとどまるという。

※記事後半は、「朝日新聞デジタル」のページでご確認ください。

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「#図書館は動きつづける」に込めた想い:

「お取り寄せ」貸出サービスは、当館が新型コロナウイルス感染防止対策の強化に伴い休館せざるを得なくなり、特別窓口で予約本の受取サービスもご案内できなくなった時に、スタッフから出てきたアイデアで始めたものです。本がウイルスの媒介になる恐れがあることから、貸出の都度スタッフが消毒を行っています。

図書館が閉まっていると、全ての図書館活動が止まっているように見えてしまうと思います。それでも、図書館の中では(在宅勤務も含めて)、さまざまな活動が行われています。そこで、「コロナ対策中でも図書館でできること」をお知らせし、部分的にでも図書館サービスをお届けしたいという想いで、「#図書館は動きつづける」というメッセージを掲げました。

ハッシュタグ(#)を付けて「#図書館は動きつづける」としたのは、この想いを共有してくださる方々とともに、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを介して、活動を拡げていきたいと考えたからです。

まだまだ厳しい状況は続きますが、リスク判定・リスク対策を行い「健康と安全」を最優先しながらも、「学ぶ権利」「知る権利」の制限を少しでもなくしていくため、次の段階に向けて、県立長野図書館は動きつづけています。

最新の状況は、県立長野図書館のウェブサイトでご確認ください。

 

 

 

 

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