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「梅花の歌三十二首 併せて序」:新元号コーナー開設中です

4月1日(月)に新元号「令和」が発表されましたね

あいにくその日は当館は休館日でしたので、翌日の2日(火)から、その引用元となった万葉集や、元号を改める政令を公布した官報の写しなどを展示しています

 

 

そのため、この3日間、県内の各種メディアさんからのひっきりなしに取材がありました。

NHK長野放送局、信濃毎日新聞、テレビ信州、信越放送、読売新聞、長野朝日放送…。

 

そして、そうした取材の結果、新聞やニュースでこの展示を知ったという方が来館し、パネルをじっくりご覧になったり、たくさんある万葉集に関する本の中からお好みの1冊を選んで借りていかれています。皆さん、やはり原典に触れてみようと思うのですね


そんな「新元号コーナー」。どんな資料を展示しているかを少しご紹介します。

江戸時代以前は、天皇の在位中に元号が変わることは良くあることでした。天皇一代に元号一つにしたのは、明治天皇からなんです。そのときの布告が掲載されている資料など、元号は法律として決められている面もあるので、そんな資料も集めてあります。

また、万葉集は現存最古の和歌集とも言われていて、全部で20巻もあります。新元号「令和」の元になったものは、巻の五にある梅の花を詠んだ歌32首を紹介する「序」の文章から取られています。

通常、図書館にある本のほとんどは活字で作られていますが、今回展示しているものの中には、お茶の水図書館に所蔵されている『西本願寺本万葉集(鎌倉時代の書写といわれています)』の「影印本」があります。「影印本(えいいんぼん)」とは、元の本を写真撮影してそれを原版にして印刷した複製本のことです。

書写された本物の和本ではありませんが、各ページ(和本は丁と数えます。)を写真撮影して原版を作っているので、文字はそれっぽい・・・感じがします。筆字で書かれた万葉仮名は、漢文のようで漢文ではない柔らかさが感じられます。

でも、「漢字ばかりだとそのままじゃ読めない!!」という方もいらっしゃるでしょう。(私もそうです

そんな方向けに?漢字仮名混じりの注釈本もありますので大丈夫!ぜひ見比べてください

このコーナーは新元号が施行される5月1日頃まで実施していますので、ご来館の際は2階一般図書室でご覧になってみてくださいね。

【お問合せ】資料情報課(TEL:026-228-4921)

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